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ネコと引越し・1

2017年6月7日

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昨年の10月に、わが家は引越しをしました。ネコを飼うために入居した、ペット可の賃貸物件を出て、中古マンションを想定外に購入したのです。

新しいわが家ももちろんペット可。ネコを連れての引越しでした。

「ネコは家につく」と言われるように、ネコは引越しが苦手です。環境が変わることに大変弱いのです。

引越しにあたっては、このような計画を立てました。引越しは土曜日の午後、時間ははっきり決まっていませんでした。

  1. 土曜日のお昼頃にネコをキャリーに入れて、お風呂場に入れて引越し屋さんを待つ(パッキングなどでバタバタするので隔離)。
  2. 時間を見計らって、先にネコを新居に移動させる。あらかじめ組み立ててあるケージ(食事と水飲み場、トイレ、寝床完備、毛布で目隠しをする)にネコを入れる。
  3. 引っ越し作業が終わったら毛布を外し、ごはんを食べさせる。
  4. その日はそのままケージで一晩過ごしてもらう(引越しの荷物が危ないのでケージからは出さない)。
  5. 2~3日で引っ越し荷物を片づけて、ケージから出す。

1~4は特に問題なく進みましたが、5は上手くいきませんでした。というのは、引っ越した翌朝、ネコが入っていたケージが大変なことになっていたからです。

目隠しのためにかけておいた毛布は全部はがされていました(中からひっぱったのでしょう)。ネコトイレの中には、寝床用の小さな毛布が入っていました(砂だらけ・・・)。ごはんの容器はひっくり返ってカリカリは散乱し、水飲みの容器にはトイレのネコ砂がてんこ盛り。ケージからかろうじて手の届くカーテンはすでに爪で引っかいた跡がありました。

ひと晩で、できる限りのイタズラをしました。

・・・と言っているかのような惨状。あまりにひどくて写真も撮っていません。そんなにストレスをかけていたのか!と思ったら写真なんてのんきに撮っている場合ではありませんでした。

本当に本当に申し訳なくて、リビングから危ないものを片づけて、ひたすら謝りながらケージから出しました。くるみ(茶白♀ 通称くるさん)もピーター(黒♂ 通称ピーさん)も落ち着かない様子で周りを見回しながらくんくんとにおいを嗅ぎ、それから2時間くらい不安そうに鳴いていました。今まで聞いたことがない鳴き声です。

ウロウロしながら不安そうに鳴く声に、私も夫も泣きそうになりました。

つづきます。→こちら

 

 

 

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マリゴールド

1970年東京生まれ/都内で夫とネコ2匹と暮らす/30歳でひとり暮らしを始めるまで、実家でひたすら「自分博物館」を作り上げ、その後大規模の片づけをくり返すうち自分なりの片づけの哲学にたどり着きシンプルライフに移行/ミニマリストもいいけど極限まで削りたいわけじゃない/「したいことだけする、したくないことはしない」の意味が最近わかり始めたところ/たまに英語を話します

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