今回のカナダ渡航記録の初めにも書いたのですが・・・。
15年ぶりの北米旅行のため、入国についてはかなり緊張していました。
アメリカではESTA、カナダではeTAという電子渡航認証申請のシステムが適用されており入国前に準備しておかねばなりません。
何もかもが勝手が違う渡航。コロナ前とコロナ後でも変化があっただろうし。
結果としては「そんなに心配要らなかった」のですが、実際にどうだったのかを備忘録としてまとめました。
このブログは、50代でミニマリストを目指す筆者が、暮らしをシンプルに整えながらやりたいことに挑戦するゆるゆる日常ブログです。のんびり気楽にお読みいただければと思います☕️
空港でのチェックイン、人に会わずに終わる
今回私は、成田空港から出発しました。
エアカナダのスマホアプリで24時間前のオンラインチェックインを済ませていたため空港でそこまで時間がかかることはないだろうと思っていましたが、念の為3時間半くらい前までに空港に到着しました。
空港では通常、航空会社のチェックインカウンターに行き、カウンターの人にパスポートを見せ、荷物の個数を告げ、荷物を置いて重さを量ってタグを付けもらい、ボーディングパスを受け取ってゲートの案内をされる・・・と思っていましたが、今回は全然違いました。
まず、出国ロビーのキオスク端末で操作します(基本自分で)。
たまたま空港係員が1名いて(日本人ではない)、操作を教えてもらえましたが基本は自分でやります。
エアカナダアプリのQRコードの読み取りがうまくできなかったので、パスポートスキャンでやりましたが、初めてのことなので若干オロオロ。
端末でチェックインが終わると、荷物に付けるタグと、ボーディングパスが印刷されて出てきます。
タグは自分でスーツケースに付けて、タグ番号のシールを自分でボーディングパスの裏に貼ります(以前はチェックインカウンターの人がやってくれていましたよね)。
次は、チェックインする(預ける)荷物をこれまた自分で預け入れをします。
荷物を預けるのも全自動
その後、エアカナダのカウンターがある場所まで行って、荷物預け入れの列に並びます。
自分の番が来たら、同じようなキオスク端末と、小ぶりのベルトコンベアーが並んでいる場所に案内されます。
キオスク端末を自分で扱い、パスポートスキャンしました(おそらく、記憶曖昧)。その後、荷物をベルトコンベアーに自分で乗せます。
自動で荷物タグのバーコードが読み取れない角度で乗せてしまうと、荷物の向きを変えるよう指示されます(機械に)。
なんだかんだで登録がうまく行ったのか、荷物はベルトコンベアーで運ばれていき、荷物の預け入れが無事に終わったことを知りました。
ここで会った人は、列の管理をしている人(日本人ではない)だけ。
何もかもが、機械的に進んでいて、以前とのあまりの違いに驚きました。
便利だけど、ちょっと戸惑ってしまいますよね。
だいたい、上記の動画のとおりですが、今回は荷物用のタグはこの機械ではなく、最初にチェックインしたキオスク端末から出てきました。
ボーディングパスが無事に発券されたということは、eTAの申請も問題なくパスポートとリンクされたということだろうと認識し、ひとまず安心。
両替は空港で(都内に米ドルの在庫は無い)
今回、昔レートがいい時に両替しておいたカナダドルを大量にカナダに持ち込みましたが、米ドルはほとんど持っていなかったので、空港で両替をしました。
実は、旅行に備えて都内で両替しようと調べていたのですが、都内には米ドルの在庫がほとんどないことを知りました。
在庫はない理由は、大手の銀行が外貨両替事業から手を引き、仕入れの数が全体的に減ったことがひとつ。
そのため日本を旅行している外国人が日本で両替した外貨が在庫として流通しているが、キャッシュレス社会になったため、それも枯渇に近い状態であること。
つまり、外貨自体の量が日本国内で減っているというのです。
米ドルの現金なんてほとんどチップ用なので、細かいお札(1ドルや5ドル)が欲しくても、市中に出回っているお金の両自体が少ないので、まあ・・どこにもない感じですね。
もちろん、外貨両替所として店舗を構える金融機関ではそんなこともないでしょうが、時間の無い中両替のためにそこまでエネルギーは使えないので、空港で両替することにしたのでした。こうなったらレートの多少の良し悪しはこだわるポイントではありません。
空港には、1米ドル札、たっくさんありました✨️
タイミングにもよるでしょうが、すべて新札で出していただきました。
ちなみに、出国審査前でも出国審査後の制限エリアでも、同じ企業であれば換金レートは同じでありました(私はGPAさんで両替しました)。
次は出国審査です。
手荷物検査と出国審査でバッタバタ
荷物を預け、両替も済ませてホッとしましたが、手荷物検査で時間がかかるかもと思い、早めに出国審査のゲートをくぐることにしました。
マグボトルに入れていたお茶を飲み干して、手荷物検査に向かいます。
スマートフォンをバッグに入れ、ノートパソコンをバックパックから出し、それぞれ別のトレイに入れて進みました。
(でも、Macbookのみをそのままトレイに乗せて流すって、すごく心配ですよね。だって、他の人にサッと持っていかれてしまうかもしれませんよね。それに、自分も機械を通らないといけないし、自分の荷物トレイに目を光らせておけるわけではありません)
運悪く、お腹に巻いていた大量のカナダドルのボディバッグが引っかかり、それをお腹から外すという羽目に陥ったわたしは、半ばパニックになりました(ボディバッグの中にスーツケースの鍵のスペアを入れていたので、それが金属で引っかかった💦うかつ)。
わ、わたしのMacBook・・・・!!!
ボディバッグの中を見てもいいか職員さんに言われたので、どうぞどうぞと見せている間も気持ちはMacBookへ。
結局、MacBookは無事だったのですが、次回からはマスキングテープか何かで目印を付けておこうと思いました。MacBookの見た目ってみんな同じだから、単純に取り間違えることだってありますものね。
ボディバッグの検査が終わり、慌ててMacBookを回収すると、今度はわたしのバックパックの隣で別の職員さんが「このお荷物の方〜」と言っているではありませんか!
どうやら中に入れていたマグボトルが引っかかったらしく、中が空かどうかを見せなければならず、そこでも時間がかかってしまったのでした。
渡航まとめ
その後の渡航(カナダ国内のチェックインや荷物預け、カナダからの帰国便の手続き)は、1回上記の流れを経験していたため、問題なくスイスイ行ったのですが、ESTAとeTAに震え上がっていたわたしは、そのことばかり考えていたため、緊張したまま過ぎていったという印象です。
実際には、上記のゴタゴタ以外で引っかかることなく無事に入国・出国も進みました。
ESTAとeTAの申請承認のEメールをプリントアウトしておかなくていいよ!という忠告を無視して、念のためにとプリントして持参しましたが、ただの紙の無駄でした。
(実際に不備があったとしても、その場で申請した時はこうだったとか言ってもそれが通ることはありませんものね。大人しくその場で再申請するしかないのでしょうし、そうなったら本格的にプリントアウトは不要です)
それでも、貴重な4つの教訓を得ました。
両替は時間をかけず空港ですること
ボディバッグには金属を入れないこと
MacBookのカバーには、何か目印をつけておくこと
マグボトルは、バッグから出しておくこと
久々の北米への渡航でかなりテンパっていたのもありますが、今思い返すとホント恥ずかしい・・・ことばかりでありました。
スマートに海外旅行を楽しんでいる人って、やっぱりカッコいいです。