2023年も残り1週間を切りました。
1年早いね、あっという間だね、というのは毎年のことで、この前のことが1年前だか2年前だか(まれに5年前とか)わからなくなってしまうのもいつものこと。
年末はクリスマスやお正月の準備で普段より買い物をする機会も増えます。そして、年末年始で帰省したり親戚と会ったりで、にぎやかにお過ごしになる方も多いのではないでしょうか?
楽しい年末年始を過ごすのはいいのですが、外出や人と会う機会が増えるのは喜ばしいことばかりではありません。
それは。。。。「モノが増えてしまう危険が多い」から。
外出すれば素敵なモノが目につくし(欲しい!買いたい!)、人と会えばプレゼント、お土産、ひいてはお下がりまでモノを受け取るチャンスが多いものです。
せっかく自宅をきれいにしたのに、年末年始で一気に散らかってしまったという経験がある方も多いのでは?
そこで今回は、年末年始にモノを増やさないために特に気をつけたいことを5つ、お伝えしたいと思います。
大掃除の後だけではなく、新年明けてもきれいな空間を保って、スッキリ過ごしていきましょう✨
1.福袋は買わない
まず最初は、モノを減らしたいシンプルライフを送っている人には常識とも言えることです。
福袋は買っちゃダメ!
福袋は・・・ゴミ袋です。
まず、中に何が入っているのかわからない状態でモノを買うことの恐ろしさを知りましょう。
えー!だってお得に買えるチャンスなのに!
わかる、わかりますよその気持ち。かつて小学生だった頃のわたしも、ファンシー雑貨の福袋を買うのが毎年楽しみでした。
しかし、中のものって使わないことが多いのですよね。
結局楽しみだったのは、中に入っているものの定価を合計して、自分がいくら得をしたのかを知ること。
今から思えば恐ろしい小学生ですが、これはきっと大人になっても同じことだと思っています。
だって、普段欲しいモノを買うために節約したり貯金したりしているのに、「自分が欲しいかどうかわからないモノ」にお金を使ってしまう福袋ってナニ?
その時点で、福袋は、「モノを買う」のではなく「お得を買う」。もっと言えば、「得をしたという気持ちを買う」ようなものです。
初売りの雰囲気に飲まれて、何となく買ってしまわないように気をつけましょう。
例外として買ってもいい福袋は、食べ物の福袋です⭐️
普段は気軽に買えないデパ地下のお菓子屋さんの福袋は、わたしも好きで買ったことがあります。
食べれば残らないですしね!
初売りでちょっとおいしい買い物をしたい人には、おすすめです(新年にまったくお金を使わないのも寂しいものです)。
ネットで買える福袋もたくさんあるので、探してみてくださいね。
2.複数買わない
2つ目は、複数買わないように気を付けることです。
これは年末年始限らずいつでもなのですが、「あ、これいい!」というものを見つけた時に複数買ってしまうことってないですか?
2つセットなら何%オフとか、安いしどうせ使うからいくつか買っておこうとか。
でも、これって割と危険なことが多いです。
人って、スペアがあると思うとモノを大切にしなくなります。
また在庫があるからこれくらいならいいかな、とアルミホイルを大盤振る舞いで使う(在庫がない時は、1センチでも無駄遣いしないように慎重になるのに)。
早く今の在庫を使い切りたくて、考えなしにティッシュをバンバン使う(これってどういう心境なのでしょう?)。
余計な在庫は場所もとります。
買った時はお得に手に入れたように感じますが、長い目で見るとそうでもないことが多いです。
モノを買う時は、ひとつだけ買いましょう。
(大家族で2つ買わないと回らないという場合は当てはまりません。あくまでも、要らない在庫分は買わなくていいですよ〜という話です)
3.冬のセール(初売り)注意
上にも書きましたが、新年のセールってすごい勢いですよね。
わたしも好きで、新年のデパートはのぞいたりします。
しかし!福袋もさながら、買わないと損する(ような気がする)戦法に何度も引っかかって、要らないモノを複数買った経験があります(色違いとか靴下セット売りとか)。
複数買うとさらに安く買えるタイムセールもバンバンやっています。
そんなときは、ぜひ思い出してください。
「ひとつだけ買う」
セールに行っちゃいけないわけでもなく、セールで買っちゃいけないわけでもなく、要らないモノを買わなければいいだけです。
雰囲気に飲まれて、変な買い物をしないように気をつけましょう。
特に、わたし!!
4.もらわない
年末年始って、帰省したり親戚の家に集まったりで人に会う機会が増えますよね。
お土産やプレゼントの交換、または子どものお下がりを受け取ったりすることもあると思います。
また、初売りが始まるとおまけや特典で何かをくれるお店もあります。新年の縁起物などがよくある例です。
絶対使います!うれしいです!というモノなら歓迎なのですが、時として本当に要らないよ?というものを押し付けられること、ありますよね・・・。
断りましょう。
おまけや特典の景品は、要らないと思ったら断りましょう。
もし特典の内容を変えられるなら、消耗品に変えてもらいましょう。
かつて、夫のスーツ選びに付き合った時のことです。そこはキャンペーン中で、いくら以上買うとかわいいキャラクターの雑貨プレゼント!があったのですが、ミニマリストを目指すものとしては、まあ・・・いらないわけです。
そういうモノをもらうとわたしが不機嫌になることを知っている夫は店員さんとわたしの間に入ってオロオロ。わたしは「要りません」とにこやかにお伝えしました。
しかし!店員さんも食い下がってくるのには驚きました。「いや、何か差し上げたい。せっかくのキャンペーンですから」と。仕方なくわたしは「ティッシュか何かありますか?」と訊いてみました。そして、お店の奥から、以前の景品であっただろうティッシュの箱を出していただき、それを喜んでちょうだいし、帰ったことがあります。
これどうぞ、と差し出されたものを断るなんて!と思われる方もいるでしょう。
でも、欲しくないものをもらっても、結局ゴミになるだけです。
コロナ後は減りましたが、かつて街で配られていたキャラクターのミニぬいぐるみ(バイトルのネズミか何かだったか)など、わたしはもらったことがありません。
モノを増やさないためには、買わないも大事ですが、お金がかからないからとついもらってしまうおまけや景品も本当に注意です。
断っても大丈夫ですので、「要りません」と申し訳なさそうに言ってみましょう。
しかし、子どものお下がりをもらうなど、親戚同士など断るのが難しい場合もありますよね。その場合は、次の項目を参考にしてください。
5.要らないモノは溜めない
これまで、要らないモノは買わない、もらわないということを書いてきましたが、そうは言っても断れないという場面はあると思います。
基本的にお土産やプレゼントはありがたく受け取りましょう(たとえ要らないモノでも)。人間関係を悪くしてまで貫きたいミニマリズムなのかどうかは人によると思いますが、わたしはまだその境地に踏み込んではいません。
しかし、自分が要らないモノを押し付けてくる人には注意です。
以前にも書いたことがありますが、福袋の中にあった本人が使わないモノを「絶対似合うから」という理由で押し付けられたことがあります。
何度断っても、食い下がられて、仕方なく受け取ったのちに、捨てました。
(実はわたしも過去に同じようなことをしたことがあり、猛省したことがあります。ゴメンナサイ、と今でも苦い思い出です)
どうしても要らないモノを受け取らなきゃいけないことは、あると思います。
その場合は、受け取るだけ受け取って、即捨てましょう。売れそうなモノはフリマサイトなどですぐ売りましょう。
繰り返しになりますが、「要らないモノを家の中に溜めない」ことが大切です。
人からもらったモノを捨てるなんて!売るなんて!と思う方もいらっしゃるでしょうが、プレゼントやお土産は「受け取るところまで」でその役目を終えています。「ありがとう」とにっこり受け取る(相手に喜んでもらう)ところまでが贈り物の仕事です。
「受け取ったからにはもう自分のもの。だから売ろうが捨てようが何したっていいよね?」というノリではなく「本当にありがとう。でも、もっと欲しい人に使ってもらったほうがいいと思うな」という静かな気持ちで手放しましょう。
年末年始で家の中を散らかさないために
今回は、ものを買う、もらう機会が多い年末年始に、特に注意したいことについて書きました。
年末年始に気をつけたいこと
1.福袋は買わない・・・・・福袋はゴミ袋
2.複数買わない・・・・・買うのはひとつだけ
3.冬のセール(初売り)注意・・・・・雰囲気で買わない
4.もらわない・・・・・とくにおまけや景品
5.要らないモノは溜めない・・・・・もらったものでも、要らなければ手放す
スッキリした気持ちで新年を迎えるために一生懸命大掃除をしても、年末年始が終わったらむしろモノが増えてしまった、では一気に疲れちゃいますよね。
何事も最初が肝心です。要らないモノを家に入れないように、年末年始気をつけていきましょう!