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【イタリアに行こう♪15】ヴェネツィアの高潮、水没問題はどうだったのか?

2020年1月13日

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2019年11月、深刻な高潮に見舞われたヴェネツィア。政府から非常事態宣言が出されるなど、日本でも大きく取り上げられました。

もともとヴェネツィアの冬は高潮に見舞われる確率が高く(南向きの季節風、低気圧、新月満月前後に起こりやすいと現地のガイドさんのおはなし)、ここまでのニュースにはならないまでも、カラフルな長靴を履いた観光客が歩く姿や、設置された通路は写真で見たことがあります。

しかし今回の高潮は水位が高く、市内の8割が沈んだなどと聞けば心配になります。せっかくの旅行なのに、水没して本島を歩けなかったらどうしよう。築かれるはずの防潮堤工事も汚職で止まっているなんて話も聞きますし。

心配してもこればかりはどうにもできません。代わりに、高潮の可能性があるならできるだけの準備はしようと思っていました。今回は、旅行の前にヴェネツィアの高潮の情報収集について書いていきます。

高潮が始まると真っ先に水没するというサンマルコ広場もカラッカラでした。

まずはイタリア大使館のウェブサイトを訪ねてみましたが、なんか違う・・・。

次に、イタリア政府観光局のウェブサイトを見てみました。すると、ありました!ヴェネツィア高潮についての案内です。

HOME→イタリア最新情報→2019/11/15ヴェネツィア市情報

そこには、在ミラノ日本国総領事館ウェブサイトで高潮についての情報収集が日本語でできると案内がありました。

すると、「ベネチア市の高潮情報を収集するために」というリンクがありました。アクセスすると、


こういう画面になります。さらに、左上のリンク「潮位予測グラフ(ベネチア市HP)」にアクセスすると、


この画面になります。

ここで向こう3日間の潮位予想を確認することができます。

水没の被害がある場合は、警戒の日時とどの程度の被害なのかが明示されます。

潮位=浸水位ではないので(潮位100cmだと100cm浸水するわけではない)この見方を理解する必要があります。潮位予測グラフの見方は「ベネチア市の高潮情報を収集するために」に詳しく出ていますので、ここで確認します。

12月にも何度か水没がありニュースになっていましたが、幸い訪ねた12/30前後はまったく心配のない状況でした。

が、もしも高潮に当たる場合は、長靴を用意したほうがいいのか(でも日本から持っていくのも現実的でない気が)、観光ルートを変えたほうがいいのか、そもそもヴェネツィア行きを取りやめたほうがいいのか、とても心配でした。

高潮があっても観光客が気にせずいろいろ工夫して楽しんでいるようですけどね!

サンマルコ広場の周りのお店のウインドーには、油膜のような浸水の水位の跡がついていました。慣れているのだろうと思いますが、慣れているとはいえ、やはり水は怖いでしょうね。

防潮堤で防げるのなら、汚職(ほんと?)で止まってないでなんとかヴェネツィアを守って欲しいです。沈んじゃったら悲しいです。あんなにきれいな街なのに。

 

 

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マリゴールド

1970年東京生まれ/都内で夫とネコ2匹と暮らす/30歳でひとり暮らしを始めるまで、実家でひたすら「自分博物館」を作り上げ、その後大規模の片づけをくり返すうち自分なりの片づけの哲学にたどり着きシンプルライフに移行/ミニマリストもいいけど極限まで削りたいわけじゃない/「したいことだけする、したくないことはしない」の意味が最近わかり始めたところ/たまに英語を話します

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