12月末で派遣の仕事を辞めることが正式に決まり、生活コストを抑えるべく、モノと家計の見直しをしています。
今回は、通信費についてです。
通信費は固定費なので、ここを削ることができるとあまり苦労せず大きな節約になります。
しっかり見直したいと思います!
今回見直す通信費
・インターネット回線
・プロバイダー契約
・インターネットテレビ
・有料動画サイト
・スマートフォン契約
そもそもこの見直しをしようと思ったきっかけは、楽天モバイルの大々的なキャンペーンをあまりに多く見過ぎたため、「乗り換えようかな?」と思ったことでした。
結局楽天に換えることにはならなかったのですが、普段の通信の使い方を見直すことは大いに意義があると実感しました。
それは、「使わないモノにお金を支払っている」という、ありえない事実に直面したからです。
それでは、ひとつひとつ行ってみたいと思います!
目次
楽天経済圏は、ミニマリストには魅力的
ミニマリストや節約に力を入れる人にとって、魅力的なのが楽天経済圏です、
私も楽天カードを使っていますし、楽天市場は日常の買い物によく利用しています。
今年に入ってから楽天銀行の口座も開設しましたし、楽天証券の口座もつくりました。
来年からは積立NISAを楽天証券で始める予定です(今まで他のネット証券で一般NISAをしてきましたが、証券会社を楽天に換えることでポイントアップを狙っています)。
楽天証券はポイントで投資ができるうえに、毎月500円のポイント投資で、楽天市場でのお買い物がプラス1倍ポイントになるのです。しかも、楽天カード決済で積立てができるので、そこからのカード利用のポイントが入る・・・という「なんだかよくわからなくなっちゃったけどポイントまみれ」の状態に入れます。使っていない期間限定ポイントもそこで自動で使われるので、個人的にはいいシステムだな、と思っています。
しかしスマートフォンに関しては楽天モバイルを使うことはなく、ずっと格安SIMのmineo(マイネオ)を利用しています。
楽天モバイルの魅力については目に触れる機会が多く、楽天市場のサイトを開くたびに目に飛び込んでくるあの目立つ広告。楽天でもらえるポイントも高くなるしなんといってもアンリミットというひとつしかないプランの潔さに魅力を感じます。
現在の自分のスマートフォンの使い方を見ていると5GB(1,518円)で契約しているものの、3GBを超える月はありません。
楽天モバイルに変えれば通話料はかからないし、通信も3GB以内で収まれば月1,078円の支払いで済みます。もちろんそれ以上使えば料金が高くなるのですが、料金は使った分だけ。あらかじめプランを決めずに使えるのが楽天モバイルのいいところです。
しかも今なら楽天モバイルを使っている人は楽天ひかりを使うと1年間無料になるというキャンペーンを大々的にしています。こちらもすごく魅力です。楽天モバイルを契約することにしたら、プラスでついてくる楽天ひかりを使わない手はありません。
現在の自宅のインターネットの契約の見直しを兼ねて、楽天モバイルそして楽天ひかりの利用を検討してみました。
まず、インターネット回線とプロバイダー。現在ぷらら光を利用中
わが家ではぷらら光を使っています。
もともとは、2016年の現住まいへの転居のきっかけでフレッツ光を使い始めました。
その頃は、プロバイダ込みの光回線がなかったため、フレッツ光+プロバイダ(ぷらら)で計4,600円くらい支払っていました。
ところが、2020年7月にぷらら光からの猛アタックを受けて、光回線もぷららに換えることになりました。プロバイダ込みで3,960円になる、というのが決め手でした。
さらに、わが家はひかりTVを利用しているので、ひかりTVとのセット価格で、光回線とプロバイダ込みで3,410円になるとか!これは、ひかりTVを解約しない限りずっとこの金額が適用されるのです。
うちのテレビ用の壁面端子は変な場所にあるので(リノベーション物件のため)、そこにテレビが置けない関係からインターネットテレビを使うほかありません。いちばん使い勝手がよさそうなひかりTVを選んだのですが、特に不満もなかったため、ひかりTVはこの先もずっと使うことは言うまでもありません。
さらに、ぷらら光に切り換えることで、新たにひかりTVを新契約したとみなすので、新規契約でしか使えない2年割りの適用を新たにしてくれるというのも嬉しかったです。
ひかりTVの2年割りスタート。初年度はチューナーレンタル無料+追加割引
ひかりTVでは、テレビおすすめプランといういちばん人気のプランを使っています。
基本料金2,750円+チューナーレンタル550円=3,300円/月。
地デジ、BSデジタルのほか、50ch以上が見放題。ドラマのイッキ見や映画もたくさん放映されています。
これを、ぷらら光とのセットで2年割りスタート。初年度は1,650円、2年目は2,200円で使えるのです。
今は、1年3カ月目で、あと9カ月2,200円で使える、というわけです。
Netflix 990円も契約中
さらに、Netflix ベーシックプランの契約もしています。
これは、わたしの英語勉強用です。
うちはAmazon primeにも入っているので作品がかぶるのですが、Amazon primeだと英語字幕表示ができないものが多いためNetflix も買いました。
おかあさん!amazonさんでも字幕表示できる技がいろいろあるらしいよ
そうだねピーター。でもそこまでする気ないというのが本音かな
おかあさんはamazonでたくさん買い物をするから、どっちにしてもprime会員にはなるんだよ
そ、そうだね・・・。prime videoはおまけだからね
どちらかというと、おとうさんがネットフリックスを楽しんでいる印象だよ
それならそれでいいんだよ
スマホは格安SIMのmineo。デュアルタイプのソフトバンクプラン5GB。
スマートフォンはiPhone11を使って2年になります。
以前は3G ガラケーと3GBのデータ通信のみで約2,500円/月 支払っていたのですが、3Gガラケーが終わるので4Gガラケーにしたらパケ死したため、ガラケーの利用はやめて、通話もデータ通信もiPhoneのみに絞りました。
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現在はmineoのデュアルタイプ、ソフトバンクプラン(留守電が使えるのがこのプランのみ)5GBで月に1,518円支払っています。
これを楽天モバイルに換えようか?というのが今回のスタートです。
・月3GBを超える使用になることがない
・通話料金が気になる(めったに電話しないけど、留守電を聞くのが億劫に感じる)
ため、通話料金がかからず、3GBまでなら1,078円ですむ楽天モバイルが魅力と感じたのです。
今なら番号乗り換えで最大20,000ポイントキャンペーン中だし、初月から3カ月は無料です。
前やってた1年間無料のキャンペーンは終わったのね
楽天モバイル契約者なら楽天ひかりが1年間無料!?
楽天モバイルについてみていると、信じられない広告が目に入りました。
楽天モバイル契約者は、楽天ひかりが1年間無料で使える?え??
またすごいことやるなぁ楽天は・・・と思いましたが、気になる。節約を心がける者として見逃す手はありません。
楽天ひかりの正規の料金は決して安くはありません。他の光業者と同じくプロバイダを別で契約する必要は無いのですが、正規(無料キャンペーン後)は月4,180円です。ぷらら光のひかりTVセット料金からは770円高いし、ぷらら光の正規料金3,960円に比べても220円高いです。
きっと数年後には楽天ひかりの1年間無料の損益分岐点が来るのでしょうが、それにしても1年間無料のインパクトは大きいです。
回線の品質はどうなんだろう?そんなことを思いながら、楽天ひかりに換えたい気持ちになっていきました。
今の通信費で何かを削るなら、楽天ひかりにするしかない!
現在の生活と、かけている通信費から何か削るなら、やっぱり楽天モバイルにして楽天ひかりにするしかないかな、と思いながら試算をしてみました。
・ネット回線(プロバイダ込み)
・ひかりTV
・ネットフリックス
・スマホ代
どれも削ることができません。
しかし、ここでわたしはあることに気づくのです。
見つけた!ムダなのはひかりTVだった
ひかりTVの50ch見放題と、ネットフリックスってかぶってないかな。ネットフリックスとAmazon prime がかぶってるのはまぁいいとしても(Amazon primeはビデオ目当てではないから)、ひかりTVとかぶってるのはもったいないよなぁ、でもひかりTVのいちばん安いプランだし、ネットフリックスはやっぱり無駄なのかな、と思って調べたところ。
ひかりTVにもっと安いプランがありました。
それは、基本放送プランという月1,100円のプランで、地デジとBSデジタル、そして10chほどの見放題のプランです。
ネットフリックスがある今、この50chいらないんじゃ・・・。
帰宅した夫に、「最近ひかりTV見てる?」と相談してみたら、「見てないねー。ネットフリックスのほうが見てるね。そういうことならやめる?」と。
NHKラブな夫は、地デジとBSプレミアムが見られれば充分であるという見解。わたしもテレビ自体あまり見ていませんし、ひかりTVが3,300円→1,650円になるなら大きな削減です。
こんなプランがあるなんて気づかなかった・・・。
しかし、2020年7月に仕切り直したひかりTV2年割りは、2年内の途中解約で違約金9,900円になることがわかりました。今使っているテレビおすすめプラン3,300円から基本放送プラン1,100円に換えてしまうと、違約金の9,900円がかかってしまうのです。違約金が無くなるまであと9カ月。さらに、今は2年割り適用中で払っているのは2,200円。これを違約金消滅までの9カ月間で考えてみると、支払金額はそれぞれ以下のようになります。
現在のままであと9カ月やり過ごす:50,490円
2,200円(ひかりTV2年割適用中)×9カ月=19,800円
3410円(ぷらら光)×9カ月=30,690円
すぐにでも基本料金プランに換える:50,490円
1,650円(ひかりTV基本放送プラン)×9カ月=14,850円
3,960円(ぷらら光、ひかりTVとセット料金で無くなるため正規料金)×9カ月=35,640円
あれ?同じ金額だ。
しかし「じゃあすぐに換えよう!」とはなりません。
違約金です・・・。
すぐに換えてしまうと、違約金の9,900円がプラスされてしまうのです。
うまいことできている・・・・。
ひかりTVは9カ月そのままにする、で決定。で、楽天ひかりは?
ひかりTVはゆくゆくは基本放送プランに換えるとして、違約金の関係であと9カ月はこのままにしておくことにしました。
いろいろ見られたほうがいいかな、と思って契約していましたが、もともと夫もわたしもそこまでのテレビっ子ではないうえに、こんなにシンプルなプラン(基本放送プラン)があることを知らなかったことに衝撃です。
ミニマリストを目指す身として、使わないモノにお金をかけていたなんて恥ずかしいです・・・。
そして、今回の通信費見直しのきっかけになった楽天モバイルへの移行はどうなったかというと、結局保留としました。
やっぱりまだ、通信が不安定なのではないかという気持ちが拭いきれず、今回は見送りました。もう少し様子を見て、もっと安定してきたら改めて考えようと思います。
きっともっと安定してくれば、こんな大きなキャンペーンもやらないだろうし、もらえるポイント数も割引額も減ることになるでしょう。
それでも、「よし!自信を持って楽天モバイルにするぞ!」と進めるまでは、待つことにします。
これはあくまで、わたしの気の持ちようなので、楽天モバイル自体がどうのこうのではありません。すごく慎重なタイプなので、よし!と思わないと進めないのです。
そんなわけで、楽天モバイルにしないなら、楽天ひかりのうま味も無いしってことで、今回は楽天ひかりへの乗り換えも無しですね。
実はぷらら光に電話していろいろ可能性を訊いていたところ、「解約を留まった方への特別キャンペーンなるものに誘導されたってこともあります。
もう~なんなの各社!!! キャンペーンはりすぎ!そして複雑すぎる!!!
まとめ:通信費の見直しも、基本の片づけと同じです
今回は、通信費の見直しについて書きました。
こうしてみると、家計の見直しも、モノの片づけと同じなのですね。
現状を見直して、要らないモノを抜いていく。
一見すべて必要に見えたとしても、細かく見ていくとムダが潜んでいることがある。
今回は、そうすることで、使っていないものに気づくことができました。
そして、そのからくり(2年縛りとか違約金とか)を深く見るだけで、各社がどのように顧客獲得の工夫をしているかがわかったような気がします。
あとは、9カ月後にプランの変更を忘れなければOK。スケジュールに入れました。
すごく大きな効果とはなりませんでしたが、通信費、改めて見直してよかったです。
ただ、正直めんどうくさかったです。こういうことをめんどうがらずにできる人が蓄財に長けているってことなんでしょうね。
夫個人の通信費についてが出てこなかったことに「?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。わが家は基本、家計以外は別会計なので、彼は彼なりにやりくりしていることと思います(そもそもITに強くないので、あまり疑問も持っていないと推察。わが家のIT担当はわたしです)。