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会社員ですが毎年自分で確定申告をしています

2018年2月2日

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確定申告、終わりましたっ!※正しくは還付申告

今回は、自分で確定申告をすることについて書いてみたいと思います。

自分で確定申告したことありますか?

確定申告が必要な人とは

確定申告は、事業主やフリーランス、大家さんなどが所得税額を計算し、納税するために行います。毎年2月16日~3月15日に前年分の申告、納税をします。

会社員は、基本的に年末調整で申告が完了しますので、自分でする人は少ないと思います。住宅ローン控除を適用する初年度や、株などの売買で損益通算をする、医療費控除を適用する、2カ所以上から給与を受けている・・・等でなければ基本的に確定申告は必要ありません。

でも、私は毎年自分で確定申告をしています。その大きな理由は、年末調整をしたくないから。

年末調整ってなに?

給与収入がある人は、給与から社会保険料が引かれ、さらに所得税(と復興特別所得税)が源泉徴収されています。が、その源泉徴収された税額って、仮の税額なのです。生命保険に入っていたり、確定拠出年金の掛金を積み立てていたりと所得から控除されるべき事情があっても、毎月のお給料には反映されていません。そんな理由で、たいていの人は納付すべき税額より多めに源泉徴収されています。

なので、年末になると勤務先から「生命保険の控除証明書持ってきてくださーい!」とか「住宅ローン控除の残高証明書が必要でーす!」などというアナウンスがあります。

その書類に従って正しい所得控除額がわかるため、正しい所得税額を精算し、多く徴収していた分の所得税額は、次の給与に上乗せされキャッシュバックされる・・・という仕組みです。この手続きを、全部自分でやるのが確定申告(税金が戻ってくるだけの場合は、還付申告)です。

なぜ年末調整をしたくないのか?

わたしが年末調整をしたくないのは、勤務先に不必要な個人情報を渡すことに抵抗があるからです。

どんな生命保険に入っているのか、どれだけ保険料を払っているのか、確定拠出型年金の掛金をどれだけ積み立てているのか、住宅ローンの残高がいくらあるのか・・・。これをすべて勤務先に開示するわけです。

すっごい個人情報ですよー(^_^;)

もちろん、そこから情報が洩れるとは思っていませんが、別に知らせなくてもいいんじゃない?というのが持論なのです。年末調整で終わっちゃうのも楽なんですけどね。

思っているより確定申告はカンタンです

そうは言っても確定申告って難しいのでは?という疑問が浮かぶところですが、案外簡単にできます♪

それは、国税庁の確定申告書等作成コーナーがとっても充実しているから。

勤務先からもらった源泉徴収票、生命保険料控除証明書(ほか、医療保険とかガン保険とか、個人年金保険などの保険料控除証明書があればそれも)、確定拠出型年金の掛金拠出証明書(小規模企業共済等掛金払込証明書。ほかに勤務先で社保に入っていない人は国民年金保険料の控除証明書など)などを用意して、国税庁の確定申告書等作成コーナーに促されるままに数字を入力し、プリントして押印して、証明書を添付して管轄の税務署あてに郵送するだけ・・・です!

わからないと、税務署の職員さんがすっごく丁寧に優しく教えてくれますよ。さすがに、超繁忙期に訊きに行ったりはしていないので、その時期はゆっくり丁寧にというわけないはいかないでしょうけれど。

しばらくして、指定した銀行口座に還付分が振り込まれます。

税金を意識すること

わたしが年末調整をしたくないもう一つの理由は、「税金をどのくらい納めているのかを意識するため」。

源泉徴収されて、年末調整で給与に上乗せされて還付されてしまうと、自分がどのくらい税金を納めているのかに鈍感になってしまうからです。毎月なんとなく引かれて、12月や1月の給与振込額はちょっと多めでラッキー☆、で終わってしまっていいのかな、と思うのです。

これは、わたしがファイナンシャル・プランナーの資格試験の勉強をしたからです。あまりにも世間知らずで、お金のしくみを知りたくて始めた勉強でした。そして、3級、2級(AFP)と勉強を進め、2年前、ついに1級まで取得しました(CFPは受かっていますが未登録)。

その中にタックスプランニングという、いわゆる税金についての項目があります。源泉徴収票の読み方、社会保険料等の控除のしくみ、生命保険料控除額の計算の仕方、金融商品への課税・・・などなどを学びます。3級のときは、勉強していも、何のことだか全然わからないまま合格はしました。実は2級のときも、たいして理解しないまま合格したと思います。でも、年末調整がどんなものかを知り、自分で確定申告をするようになって、さらに1級(CFP)の勉強を進め、あー、こういうことね!とわかることが多くなりました。せっかく勉強したことを忘れたくないな、という思いがあります。

なので、年末調整で済ませられる会社員(契約社員や派遣社員含みます)なのに、毎年自分で確定申告をしているのです。

税金の無駄遣い、ゆるさーん!!という気持ちの本気度が増すのも、ちょっといいところだと思います(全然考えないより、という程度ですが)。

ところで、確定申告って2月16日からじゃないの?

と思った方、正解です!でも、還付しかない場合の確定申告(還付申告)は、2月15日以前でもできるのですよー。

2月16日からは、事業主やフリーランスの本来確定申告をしなければならない人の手続きで混みあうので、わたしのようなイレギュラーな申告は、少しでも空いている時に出しておけば、係の方の負担が少しでも減るかな(^_^;)と思って。

それなら、素直に年末調整すればいいじゃん!ってことなんですけどねー。それはやっぱり、うーん。。。。。モゴモゴ。

追記:2月15日に還付金が振り込まれていました。繁忙期前だから早かったのかもしれません。

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マリゴールド

1970年東京生まれ/都内で夫とネコ2匹と暮らす/30歳でひとり暮らしを始めるまで、実家でひたすら「自分博物館」を作り上げ、その後大規模の片づけをくり返すうち自分なりの片づけの哲学にたどり着きシンプルライフに移行/ミニマリストもいいけど極限まで削りたいわけじゃない/「したいことだけする、したくないことはしない」の意味が最近わかり始めたところ/たまに英語を話します

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