コーヒーメーカーに憧れること数年。
置き場所がないため、ハンドドリップを続けています。
今は、豆を挽いてくれてそのままコーヒーを淹れてくれるマシンがあるんですよね。便利です。
2021年3月にホットクックを導入し、今では料理のほとんどの部分を機械に頼っているのに、なぜかコーヒーは手動で作っています。
シンプルに、マシンを置く場所がない・・・。
(ホットクックを使うときは、床に置いちゃってます)
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ハンドドリップで気になるのは、ペーパーのフィルターを使うこと。使い捨てなので、ゴミになることです。
淹れた後の豆を捨てるのは仕方ないこととしても、くり返し使えるフィルターならゴミが出ることはありません。
世の中には、フィルター不要のドリッパーがあることも知っていますが、わが家では布製のフィルターを使ってみることにしました。
今回は、布のコーヒーフィルターを使った感想を書いていきます。
「布のコーヒーフィルター、使ってみたいけど・・・実際どうなの?」と思っている方、ぜひ最後までお読みください!
目次
知らなかった!布のフィルターにも種類がある
わたしは、布のフィルターはみんな「ネルドリップ」だと思っていました。
ネルドリップか、ペーパーフィルターか、フィルター不要の金属のドリッパー。この3つからの選択だと思っていたのですが、どうやら布のフィルターにはネルドリップ以外のものもあるらしいと知りました。
※金属のドリッパーは、粉がコーヒーにまざりざらつきが残ることがあると知り、今回は選択肢に入れていません。
ネルドリップ
わたしが最初に取り入れようと思っていたネルドリップ。
なんとなく、プロの感じがしてカッコいいなと思っていました。
しかし、調べてみるとカッコよさに並行してとんでもない手間がかかることが判明しました。
布なので、洗ったり干したりはあるだろうなと思っていましたが、どうもネルドリップは、水(冷水)につけて冷蔵庫の中で保管しておかないといけないとのこと。そして、その水を1日に何回も取り替えないといけないとか!
で・・・できるのか?自分。
おかあさん!そういうのやめといたほうがいいよ
おかあさん!むりしちゃだめだよ
だよねぇ。おかあさんもそう思うよ
ネルドリップで淹れたコーヒーは、下記のように言われています。
厚手で太い繊維のフィルターで濾されたコーヒーは雑味が抑えられ、かつ液体中の微粒子が非常に細かいため、舌触りがなめらかでコクのある味わいのコーヒーになるといわれています。
※出所:UCCウェブサイトより
とても魅力的なのですが、ネルドリップのコーヒーは外でプロに淹れてもらったものを飲むことにしました。
したがって、これ以降の「布のフィルター」はネル以外の素材という前提で進めます。
ネルドリップ以外の布のフィルター
探してみると、ネルドリップ以外にも布のフィルターが見つかりました。
リネン(麻)製がメインで、ポピュラーな素材なようです。
リネンなら洗ってもすぐに乾くし扱いも難しくないだろうと思い、こちらを購入しました。
6杯分なんて大きいんじゃないの?と思うかもしれませんが、ドリッパーにしっかりかぶせるにはこの大きさがいいのです。
いつもペーパーフィルターを100円ショップで買っていたわが家にとっては高価でしたが2枚入りですし、目的がゴミを減らすことなので気になりませんでした。
布のフィルターのいいところ・いまひとつなこと
布のフィルターを使ってみてのいいところは、なんといってもゴミが出ないこと!洗ってくり返し使えること。
あとは、これは気持ちの問題なのですが、ちょっと特別感があること。
ペーパーのフィルターでは感じていなかった「本格感」というか、本気でコーヒーを淹れているという気になるのですよね。本当にこれは、ただの感想です。
対して、布フィルターのいまいちなところは・・・。
使うたびに洗わなくてはいけないこと。くり返し使えるのだから当たり前なのですが、手間っちゃー手間です。
リネンなのでわりと早く乾くのですが、1日に複数回コーヒーを淹れる場合は複数枚持つ必要があります。そして、お値段も安くはないのです。
そして、コーヒーを淹れた後のコーヒー豆(粉)がフィルターからサクッと取れない(落ちない)こと。フィルターに粉が絡むので、フィルターを洗う前にきれいには取れません。取ろうとすると粉が周りに飛び散ってしまうこともあります。
ブラシで落とせばきれいに落ちるかも!と思ってやってみましたが、あまりうまく行きませんでした。
これまではペーパーごとゴミ箱に入れればよかったので、単純に手間が増えました。
いいところといまいちなところを比べると「うー--ん・・・」と思うのが正直なところですが、ゴミを減らしたい!という希望は叶ったので、満足はしています。
味の違いは、正直わかりません
肝心なコーヒーのお味ですが・・・。
正直、ペーパーで淹れていたときとの違いは、よくわかりません!
紙のフィルターより目が荒いので、オイルなどの成分も落ちて、より深みのある味になる・・・ようですが、わ、わからん。。。。
でも、深い味になっているといえばなっているのかも。
もっと繊細な舌を持っていたらわかったのかもしれませんが、そこまでを感じ取るスキルもなく、その点では残念といえるのでしょう。
目の前に2種類のコーヒーがあって飲み比べをしたらわかるのかも、とは思います!(思いたい)。
布のコーヒーフィルターまとめ
ゴミを減らしたいという思いで、コーヒーフィルターを紙から布に変えた、ということについて書きました。
上記のように、圧倒的なメリットがあったとは言えません。
それでも、わたしは後悔していません。
それは、「毎日紙を捨てるストレス」から解放されたからです。
日常的に紙を使い捨てにするシーンてたくさんありますよね。
トイレットペーパーからティッシュ、キッチンペーパー。しかし、それらは紙以外の代替案がほぼありません(最近洗って何度も使えるキッチンペーパーを使い始めましたが)。
コーヒーのフィルターには布製があります。しかも、そのほうが(わかる人には)コーヒーの味もよくなるというでありませんか。
それではここで、布のコーヒーフィルターについてまとめます。
・くり返し使える
・価格は高い
・洗って干す手間がかかる
・コーヒーの味はよくなる(らしい)
・ゴミが減る
メリットばかりとは言えませんが、使い捨てよりはエコだし、ネルドリップよりは断然ハードルが低いです。
1枚でいいのに、どうしてみんな複数枚セットなんだろう・・・と思っていましたが、洗って乾くまでしばらく使えませんものね。時間差でコーヒーを淹れる場合、1枚じゃ足りませんよね。
お買い求めになるときは、サイズにご注意ください。
買ってはみたものの、小さすぎた!!!というレビューをよく見かけます。現在お使いのフィルターのサイズとよく比べてください。うちでは、6杯分を買いましたが、カリタのドリッパーにはちょうどいいサイズです。
今度、飲み比べをして味の確認をしなきゃ・・・。