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【イタリアに行こう♪21】ヴェネツィアで憧れのゴンドラに。30分の遊覧は見えざる恐怖につつまれていた・・・。

2020年1月30日

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続けて、フィレンツェ・ヴェネツィア旅行記を綴っていきます

ヴェネツィア、サンマルコ広場でドゥカーレ宮殿とサンマルコ寺院を見学した後は、このツアーのメインとも言うべきアクティビティ、そうそれは「ゴンドラクルーズ」。

ヴェネツィアといったらこれだよね!!というくらい有名で人気ですよね。当然水路はゴンドラだらけ。しかも歩いていると「ゴンドラどうっすかー?」「ゴンドラいかがですか?」のような客引きも多数。

今回は、ヴェネツィアに行ったらぜひ体験したいゴンドラクルーズについて書きたいと思います。

 

ゴンドラの作りは?6人乗りにはどう乗る?

わたしたちの乗ったゴンドラは6人乗り、ということでした。最大で6人まで乗れるということでしょうね。新婚旅行などだとたぶん二人きりで乗ったりするのでしょう。
今回はツアーなので、ゴンドラ乗り場に並んだ順番で、ガイドさんが6人ずつのグループを作ってくれました。2人で参加している夫婦3組、計6人。

まずは、必ず並んで座れるカップルシートに座る人をじゃんけんで決めました→負けました(涙)。

その他の人の席は、ゴンドリエーレ(船頭)が体格、体重をみて決めていくので言われたとおりに座らねばいけません。

結果、こんな感じになりました。

夫はへり側、わたしは船首側にひとりで座りました。特等席みたいです!

座ると、ゴンドリエーレに、もっと身体をこっちに寄せろ、などの指示を受けます。バランスよく乗らないと危ないのですね。

 

結構揺れるゴンドラ。写真や動画は手早く撮りましょう

クルーズがスタートしました。時間は15時半をまわり陽が落ち始めました。気温が下がり海からの風がいっそう冷たく感じます。


サンマルコ広場の裏側、ハードロックカフェの隣から出発です

でも、それをしのぐほどの高揚感。いまゴンドラに乗ってる!

当然、ゴンドラ内でカメラの受け渡しをしながら撮影大会が始まります。うちは夫が写真撮影が苦手なため、すべてわたしが撮りました。そして、船首の写真を撮ると、どうやってもわたしが写り込んでしまうアングルです。もう、本当にごめんなさい。

少し経って気づいたのですが、やはりゴンドラは揺れます。でも、揺れても安定しています。少し脚を伸ばして、肘掛に腕を置き、悠々と運河を進んでいく気持ちよさといったら!
すると、のびやかなアコーディオンの音に合わせて歌う歌手を乗せたゴンドラが併走を始めました。これはラッキーです!動画を撮らせていただきました。

 
 
 
 
 
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ゴンドリエーレが、運河わきの建物の壁を蹴りながら進路を決めていく様子がおわかりいただけますでしょうか?

大運河に出ると、陽が傾き始め、街がオレンジ色に染まります。風はより冷たくなりますが、とにかく気持ちいい!揺れてはいますが気になりません。もっと写真や動画も撮りたかったけれど、そんな時間ももったいないと思うほどに景色に見とれていました。

30分ほどして乗った場所まで戻り、あっという間にゴンドラクルーズは終了しました。

怖いか怖くないかは座った場所によることが判明

降りるときには手を貸してもらい、帽子にチップを投げ入れます。一緒に乗ったみなさんと笑顔でお別れをして、「うわ~楽しかったね~!!気持ちよかったね~!!!!」と夫を振り返ると、あれ?若干蒼ざめて見える夫の表情・・・。

「結構、こわかった・・・」と小声でつぶやきました。

そうなのです!クルーズ中、わりと揺れるなぁ、でも気持ちいいし大丈夫だなぁと思っていたのはわたしだけで、夫は揺れるたびに恐怖を味わっていたというのです!

というのは、わたしは座った場所が船首で後ろには船の先っぽがあるので安定していましたが、夫はへり側に座っていたので、背中側は運河です(つまり水)。左右に揺れるたびに後ろに傾いて背中から落ちるんじゃないかという恐怖と闘っていたのです・・・!しかも、30分も。そうする間、胃腸はお昼のパスタとも闘っていた・・・。

そんなお腹を抱えて、水に落ちる恐怖と闘う夫。ヴェネツィアでゴンドラに乗りたいと言い出したのは彼なのに、なぜにこのタイミングで神様はイタズラをするのでしょう。

気づけばあたりは暗くなり始めました。ゴンドラから降りたのが16:10過ぎ。帰りの電車は18:26発。2時間あるとはいえ、慣れない迷路の街です。Googleマップに頼りながら、駅に向かうことにしました。

 
 
 

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マリゴールド

1970年東京生まれ/都内で夫とネコ2匹と暮らす/30歳でひとり暮らしを始めるまで、実家でひたすら「自分博物館」を作り上げ、その後大規模の片づけをくり返すうち自分なりの片づけの哲学にたどり着きシンプルライフに移行/ミニマリストもいいけど極限まで削りたいわけじゃない/「したいことだけする、したくないことはしない」の意味が最近わかり始めたところ/たまに英語を話します

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