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【少ない服で暮らしたい】服を減らしてわかった7つのポイント。身体はひとつだけだし着ないのには理由がある

2021年11月29日

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今月に入ってから服の整理を始め、ちょっとずつ抜いて一気に減らし、今や手持ちの服は喪服まで入れて40着という結果になりました。

今までもコンスタントに服の整理はしていたものの、自分で掲げた「持っていいのは100着まで。理想は60~70着にしたい」目標から大きく下回ることとなり、改めて片付けは奥が深いと感じています。

久しぶりに服とじっくり向き合ったことによって学んだことがたくさんあったので、今回はそれについて書いていきたいと思います。

広いクローゼットにゆったりと掛けられれば服も喜びますね

 

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着ない服は、待ってても結局着ない

今回、厳しめの目で服を選別し、結局手放すことになった服は全部で15着でした。

その中には、実は数年着ていなかったものの手放す気になれない服も含まれていました。

2012年に買った、ケーブル編みの生成りのカーディガンです。

そう、骨格ストレートにとっては鬼門である(絶対事故る)ケーブル編みのざっくりニットです。


買って数年は喜んで着ていました。好きなトラッド風のざっくり編みです。

その頃は、骨格診断など知らなかったので、自分にどんな服が似合うのかよりも、好きかどうかで買っていました。

形はとても好き、風合いも好き、でも着なくなった。

それでもキープしていました。

理由は、「好きで傷んでいない(まだ着られる)から」

でも結局ここ数年着ていない。


ってことは、そうなんですよね。

着ても似合わないことに気づいたから着てないんですよね。

また、ざっくりした厚手のものを着ると、コートの袖ぐりがきつくなるので、真冬でもコートの下は薄着をすることが増えたからです。


最後まで悩んで悩んで、処分する山のほうに置きました。

最後に、肘のあたりにちょっと染みがあることに気づき、決断できました。


そう、一度着なくなった服は、結局持っていても着ないのですよ。。。。


野望はなかなか実現しない

買ってもなかなか着られない服があります。

それは、もうちょっと痩せたら似合うよね、と自分に法外の期待をして買った服です。


ダイエットのモチベーションのために「痩せたら着たい服を買っていつも目に入るところにかけておきましょう」という方法を耳にすることがあります。

そこまでいかなくても、少し未来の自分に期待して服を買うことってありますよね。

でも、本気で痩せる気がないなら(いつまでにという具体的な予定が無いなら)やっぱり自分は自分のままです。


今回、不本意ながらスカートを1枚手放しました。

骨格ストレートには一番似合うタイトスカートです。しかし、お腹周りのつくりがピタッとしていてどう着ても苦しそうに見えてしまうのです。

今さらながら、なんでこんなにハードルの高い服を買ったかな?と不思議です。


現在、筋肉量を増やそうと思って、ゆるゆるですがトレーニング中です。

本来なら、今こそ自分に期待してもいいタイミングですが、手放すことに決めました。

クローゼットを開けるたびに目に入る服を見て「自分ダメだ・・・」と思うのはもうやめます。

そして、身体が絞れたら改めてその時に自分に似合う服を探します。


野望在庫とは手を切ります。

着ていないのには理由がある

買ってしばらくはよく着ていたのに、着なくなった服がありました。

薄手のハイゲージロングカーディガンなので、骨格ストレートにはドンピシャで似合うかたちです。

でも・・・実は全然着ていませんでした。

それは、「どこか漂うオバサン感」があったからです。


鏡の前で、あれ?と思って脱いだことが何度もあるのです。

なんだか違う。似合わない、というか老けて見える。

そして、結局着なくなりました。


自分に似合うはず、と思って手放せずにいたのですね。

でもやっぱり着ることはありませんでした。


着なくなる服って、やっぱり理由があるのですよね。

「似合うはずのもの」が自分に似合うとは限らないのだなぁと、安易に買ったことを反省しています。

ネットで買った服は早めにリタイアしがち

今回手放すものの中には、わりと最近(2~3年)買ったものもありました。

その中には、ネット通販で買ったものが目立ちました。

よほどの確信がない限り通販では服は買わない、と決めていたのに買ったものたちです。

正直、ごめんと服に謝りたい気持ちです。


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上手にネットで服を買っている人たちが増えている中、またお店側もオンラインライブをしたり試着についての情報を増やすなどの工夫をする中、やはり自分は通販で服を買うのは上手くなりません。

買うときに、しっかりと試着をしてOKを出した、という満足度も低いのだと思います。

たくさん試して失敗しながら上手くなればいい、という意見もありますが、失敗した後の服をどうするの?と思うとそれも安易に試すことはできません。

メルカリなどを使えば・・・と思っても、それもできないんですよね。

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もう通販では買いません・・・。危険すぎる。

○○みたいな憧れの服は危険

お店で見かけて試着して、これだ!と思ったものの中に、あまり着ることなく今回手放すものがありました。

それは、野望在庫に近いのですが「憧れの○○みたいになれそう」という気持ちで買った服でした。


わたしは骨格ストレートで、骨の枠組みがしっかりした体型です。

何を着ても着膨れして見え、ちょっと服を間違えただけで激太りに見えてしまいます。


ピーター
ピーター

女優の長澤まさみちゃんや橋本環奈ちゃんが同じこと言われがちですね

むしろ細めなのにねぇ

マリゴールド
マリゴールド


・・・で、やっぱり憧れるんですよね。華奢な体型。

わたしは痩せても絶対に華奢にはなりません。


ちょっと華奢に見える(ような気がする)服は憧れなのですよ。

でも、やっぱり全然似合いませんでした。

具体的にはボウタイのブラウスなのですが、さらに丸首のデザインだったので、着てみたらパッツパツでした。


大好きなモデルさんや女優さんの雰囲気を狙って買う服は、結構危険です。

本当に自分にも似合っているかが疑問だからです。

人は、自分にない要素を憧れの存在に求めがち。

そんな憧れトリックにも、今後は注意です。


マリゴールド
マリゴールド

似合ってるものなら全然問題ありませんよー



欲しい服が出てきたら、捨てたい服がある兆し

前回、「すべて気に入っている服だから、新しい服は欲しくならない」と思っていたにもかかわらず、結局新しいニットが欲しくなって、その背景では2枚セーターを手放したかったことに気づいたことを書きました。


【少ない服で暮らしたい】一気に減らして55着→40着へ。徹底的にやってみた

先日、服の数が55着になりましたよ~なんて記事を書いたばかりですが・・・。 本日、なんとそれが40着になりました! しかし、最初から40着を目指して整理をしたわけではありません。 数は、あくまでも結果 ...

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そこで気づいたのです。

新しい服が欲しくなるタイミングは、服の絶対数が足らない場合を除き、自分のワードローブに不満が出てきた時であると。


流行も移り変わるし、季節も変わるし、何より自分の年齢や体型、好みが変わるのです。

そんな状態で何年も同じ服で完全な満足状態を保つのは難しいことです。


今回、服の整理をしっかりしたことでこのサイクルに気づきました。

 服の整理をして自分のワードローブに不満無し
  ↓
 しばらくして、ちょっと不満が出てくる
  ↓
 新しい服が欲しくなる
  ↓
 いまいちな服を手放す



「服が欲しい=捨てたい服がある」

このサインを覚えておこうと思います。


くるみ
くるみ

ひとつ買ったらひとつ手放すが徹底できるね!

ホントねぇ

マリゴールド
マリゴールド



服の整理をしているとダイエットがしたくなる

そして、最後はここです。

服の整理をしていると、ダイエットがしたくなる・・・というより、身体づくりがしたくなるんですよね。

「ああ・・・もっと細ければ。ああ・・・もっと引き締まっていれば」

もっとこうならいいのに、もっとこうしたい。もっとこんな風に着たい!

こんな願望が次々と生まれ、突然ダイエットが始まることがあります。←たいていすぐ終わります


まったく同じことを、青木光恵さんがこの本の中で書いていらっしゃいました。(青木光恵さんはわたしと同年代の方でした)

本の中のこのセリフ。「服を減らしたければ運動!!運動必須です!!」


名言・・・・。


服を減らしてわかったこと まとめ

ここまで、服を減らしてみて気づいたことについて書きました。

考えてみればどれもこれも当たり前のことなのですが、それでも実際に片づけてみないとわからないことがたくさんありました。


服を減らしてみてわかったこと


1.着ない服は待っていても結局着ない

2.野望は在庫のまま(現実とはならない)

3.着ないのには必ず理由がある

4.ネット通販で買った服はすぐに着なくなる

5.憧れで買うと失敗しやすい

6.欲しい服があるときは、捨てたい服もあるとき

7.やはりダイエット(身体づくり)が必要


服に限りませんが、結局片づけをするときは

「どんな暮らしがしたいのか」
「どんな自分になりたいのか」
「理想の生き方ってなんだろう」

これが見えていないとなかなか進まず、やってもやっても上手くいかないのですよね。

見た目が片づいたとしても、ただの作業 で終わってしまい、自分の人生を作っている感じにはなりません。


その中でも特に服は、毎日の生活に大きく関わるものなので、自分の思考や感情が反映されやすいものです。

服の整理をとおして、それまで気づかなかった自分の願望や野望や、小さな望みなどに気づきやすいと感じました。


今回、ちょっと大きめに片づけをしましたが、もちろんこれで終わるわけではなくメンテナンスは必要です。

なかなか巡り合えず買えないままでいる、理想のニットを探しつつ、ゆる筋トレも続けていきます!

ここまで読んでくださってありがとうございます。


いままでの記事はこちら
【少ない服で暮らしたい】シリーズ目次

本当に自分に合った、気に入った服だけを手元に置いて暮らすプロジェクト(?)【少ない服で暮らしたい】の目次一覧はこちらです。

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わたしの服の整理に大きな影響を与えてくれた本です。

特にコミック版は印象に残るので、おススメです。

 

著者のジェニファー・L・スコットさんのYouTubeチャンネルもほぼ毎日見ています。

 
 

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マリゴールド

1970年東京生まれ/都内で夫とネコ2匹と暮らす/30歳でひとり暮らしを始めるまで、実家でひたすら「自分博物館」を作り上げ、その後大規模の片づけをくり返すうち自分なりの片づけの哲学にたどり着きシンプルライフに移行/ミニマリストもいいけど極限まで削りたいわけじゃない/「したいことだけする、したくないことはしない」の意味が最近わかり始めたところ/たまに英語を話します

-少ない服で暮らす