キャッシュレス生活を始めてから、ほとんどすべてのお会計をスマホ1つで済ませていたため、何かを買うときにスマホを取り出すという動作が身に付いてきました。この勢いで、交通系ICカードもスマホをかざすことで何とかできないかと思うようになりました。
今回は、使用しているPASMO定期をスマホにくっつけて、アナログおサイフケータイを作ったことについて書いていきます。
スマホ便利だけど、頼り過ぎな気もする・・・
目次
PASMOはiPhoneでは使えない!!なぜだ!
8月の末、遅ればせながらキャッシュレス生活に突入しました。
そして、おサイフも小さくしてミニマリスト的生活を目指しています。
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そして、今回手を付けるのは、交通系ICカード(つまりPASMO)とスマホの一体化です。
Suicaをスマホで使えるモバイルSuicaは、iPhone、アンドロイドのどちらにも対応していますが、PASMOについては、まだアンドロイドでしか使えません(2020年9月現在)。私のスマホはiPhoneなので、まだしばらくはモバイルPASMOを使うことができません。
モバイルPASMOを使ってみたいけど、完全に移行するのは不安。それでも、スマホをかざしてPASMOを使いたい。。。
私の友達の中にも、スマホケースの中に交通系ICカードを入れて使っている人たちがいます。みんな改札口でスマホを取り出し、スマホをかざして駅の中に入っていきます。これができたらとっても便利!
スマホの電磁波の影響で、PASMOが使えないかもしれない
しかし、それについても気になる情報を目にしました。SuicaやPASMOなどの非接触型ICカードは、スマホのケースの中に入れてしまうと、スマホが発する電磁波の影響で認識されない可能性があるということです。
忙しい朝の時間帯に、改札で認識されずにもたついていては自分はもとより周りに迷惑をかけてしまう事態になります。
調べてみると、この状況を防止するための専用のシートがあることがわかりました。
100円ショップでも売られているということでしたが、いくつかの店舗を見ても見つからなかったため、アマゾンでこれを購入しました。
iPhoneの裏面にこのシートを置いて、交通系ICカードPASMOをぴったりに重ねました。そしていつも使っているiPhoneのケースをはめました(カードに少し厚みがあるため、少しのズレが生じますが、気になるほどではありません)。
そして、試しに近くのコンビニでお茶を買ってみました。PASMOで払うことを伝え、iPhoneをかざすと何の問題もなく認識されました。これは便利です。
スマートフォンを忘れて出かけたら、何もできなくなってしまう
問題は、外出するときにスマートフォンをいつでも携帯してなくてはいけません。
実は、9月1日に新しい仕事に出向く時、充電していたiPhoneをうっかり持って行くのを忘れてしまったのです。
それに気がついたのが、駅に着いてからだったので、遅れることを考えてその日はスマートフォンを持っていくのを諦めました。
派遣会社から、勤務初日にどこに何時に行けば良いのか、会社に着いたらどうすれば良いのかなど全てメールで連絡が来ていました。
ここで私が偉かったのは、万が一スマートフォンが使えなくなる事態のことを考えて、前日に全ての情報を手帳に書き移しておいたことです。結果としてそれがとても役に立ちました。
携帯電話はガラケーとして別に持っているので、本当に緊急の連絡が入る場合はガラケーで対応できます。なので結果的にはスマートフォンがなくてもその日を無事に過ごすことができました。
しかし、次にこのような事態が起きてしまったら、わたしは定期も使えないしキャッシュレスでお会計をすることもできません。二度とスマートフォンを忘れて外出することは許されません。
アナログおサイフケータイは、大変便利です
それ以来、おかげさまでスマホを忘れて出かけることはありません。行き帰りは改札口にスマホをかざして楽々と電車に乗り、通勤しています。
また、ランチ用の食べものを買うとき、ランチ外食をする時、ほとんどすべてのお会計をiPhone 1つで済ませています。これに慣れてしまうと、もういちいちお財布を開いてお札や小銭を出すことがわずらわしくなります。
いつスマホが使えない事態に陥るか分からないので、小さいながらもお財布はもちろん携帯しています。
ちなみに、定期は3ヵ月ごとに買うことにしているので、3ヵ月に1度はスマホのケースを外してPASMOを取り出さなければなりません。しかし、チャージはしばらく持つように少し多めにしています。
今のところ、電磁波干渉防止性シートのおかげか、このアナログおサイフケータイで困ったことはありません。どんどん利便性が増していくことに、爽快な気持ちを感じてはいますが、同時にこんなにコンパクトに便利になってしまって大丈夫なのかなと言う一抹の不安はいつでもあります。