2024年3月始めに、砂糖を食べるのを止めました。
・白砂糖を始め、きび砂糖、てんさい糖、はちみつ、メープルシロップは食べない。
・料理する時の砂糖はラカントSで代用。
・加工食品に入っている砂糖は仕方ない(けどなるべく避ける)。
・異性化糖(果糖ぶどう糖液糖など)、人工甘味料は食べない。
・外食時は気にしない(けど甘いものは注文しない)。
そこから早くもひと月が経ち、わたしの心と身体に起こった変化は劇的とは言えませんが、概ね良いことばかり起きています。
砂糖抜きの生活にもだいぶ慣れてきたので、もうひと月続けようと思っていますが、続けるもうひと押しの助けになった映画についても書いていきますね。
砂糖断ちに興味がある方、わたしと同じ悩みを持っている方(やる気が出なくて困っている)の助けになればと思います。
このブログは、50代でミニマリストを目指す筆者が、暮らしをシンプルに整えながらやりたいことに挑戦するゆるゆる日常ブログです。のんびり気楽にお読みいただければと思います☕️
目次
砂糖を止めて1カ月目の変化
砂糖を止めたのが3月の頭です。
英検準1級の2次試験(面接)を控えていたのに、まったくやる気が出ず、ほぼ準備無しで試験を受ける事態になりました。
それだけではなく、数年続く倦怠感と先延ばしグセ、さらにやめられないお菓子を食べる習慣。
更年期だから、という言い訳だけでは追いつけないくらい、自分で自分の状態にうんざりしていました。
そして、「砂糖を止めれば体調が戻るかもしれない」をいう一縷の望みを抱いて始まった砂糖断ち。どんな変化があったでしょうか?
体重は見事に変化なし
砂糖断ち3週間が終わったところで、体重を量ってみました。
変化はありませんでした。
うそー💧
ちょっとくらい減ってもよくない?
と思いましたが、50代の体重はそんな簡単なことで動くほど甘いものではないってことですね。
パンツがちょっとゆるくなる
体重は減らなかったのですが、いつも履いているパンツが少しゆるく感じるようになりました。
これは、ちょうど1カ月(4週間)が終わったところで感じたのですが、嬉しかったです✨
もしかしたら、体重も落ちてきたのかもしれません(が、体重計乗りたくない・・・のでしばらく量らない)。
ちなみに、軽いストレッチ以外の運動はまったくしていません!
疲れがだいぶマシになる
いつも感じていた軽い倦怠感がマシになりました。
まったくなくなったとは言えないのですが(年齢柄疲れやすいこともしばしば)、特に背中に感じていた、ソワソワした疲れはほぼ感じなくなりました。
焼き芋も冷やして食べるようにしているので、食べた後に倒れ込むように寝てしまう現象もなくなり、疲れないので好きなことに使える時間(可処分時間)が増えた気がします。
先延ばしグセが消えた!
身体に現れた変化は以上なのですが、いちばんうれしい変化は、長年悩んでいた「すべてがめんどうくさい」「明日やればいいか」という先延ばしグセが消えてくれたことです。
これは、砂糖断ちの成果なのか、新年度を迎えるに当たり気持ちがシャキッとしたのかよくわかりませんが、ここ1週間ほどで、やるべきことを淡々とできるようになりました。
10月に受験予定の英検1級のための試験勉強をコツコツと。
家事も計画的に淡々と進み。
先の予定を見ながら今やることをピックアップ。
こんなこと、ここ数年では考えられないことです。たいていは、計画立てる段階でめんどうになりほったらかしにしていましたので。。。
これが砂糖を食べない効果だとすると、本当に試してみてよかったと思います。
砂糖断ちで困っていること
ここで、砂糖断ちを始めて困ったことについても書いておきます。
まず、食べられるものが減ったこと。
職場での差し入れやいただきものに簡単に手が出せなくなったのもさみしいです(周りには砂糖をやめていることを話しています)。
先日なんて、美味しいと噂のコストコのチョコレート、香りを嗅いだだけで終わりました。
砂糖が入ってなければいいよね、と1〜3週間目までは食べていたクラッカーやポップコーンも食べなくなりました(というより食べたいと思わなくなる)。
しかし、あまりにこのままでは楽しくないので、砂糖断ち中でも食べられるお菓子や食品を探しに行きたいと思います。
会食は普通に参加しているので(デザートは食べないけど)、その点は困ってはいないです。
砂糖断ちを後押しする映画「あまくない砂糖の話」
身体と生活がだいぶ慣れてきたので、砂糖断ち自体は続ける予定です。
でも、このへんでもう少し強いモチベーションが欲しい・・・。
そこで、以前から話題の砂糖に関する映画「あまくない砂糖の話」を見ることにしました。
以前はAmazonプライムビデオで見られたそうですが、今は視聴できないのでDVDを借りてきました。
2014年のドキュメンタリー映画ですが、エンタメの要素もあるため、カジュアルに楽しめると思います。
舞台はオーストラリアです。恋人の影響で健康的な食生活を送っていたある俳優が、砂糖を一定期間食べ続けたら自分の身体がどうなるのか?をモニタリングすると・・・。
驚いたのが、オーストラリア人の平均砂糖摂取量がスプーン40杯分の砂糖。しかも、1日で。
そして、それを摂取するのに、たくさんのお菓子もジャンクフードも必要なし。
市販のシリアル、低脂肪ヨーグルト、トーストに豆。そんな一見”健康的”な食事内容でも、それだけの砂糖を摂取するのは決して難しくない、というわけです。
いまや、加工食品のほとんどに砂糖が入っているという状況は、世界全体で同じようです。
砂糖など知らずに暮らしてきたのに、砂糖を知ってから健康状態が悪化してしまった先住民のエピソード。清涼飲料水を日常的に飲み続けて(子供の頃から与え続けられて)歯を26本抜くことになってしまった米国人の男性。
見れば見るほど、砂糖が恐ろしくなる映画です。
また、なぜ世界が今のように砂糖漬けになってしまったのか、という(政治的な。おそらく)背景にも触れているので、かなり興味深い作品だと思いました。
わたしは一人でこの映画を見ていたのですが、横目でちょろちょろ見ていた夫が、砂糖を食べるのをためらうようになってしまったのがすごいな、と思います。
(だいじ。教育って・・・大切)
砂糖断ち1カ月の経過報告まとめ
今回は簡単に砂糖断ちの経過について書きました。
砂糖断ちを始めて1カ月で感じた変化は概ね以下のとおりです。
・果物などの甘さをより強く感じるようになった
・疲れを感じづらくなった
・パンツがゆるくなり始めた
・だるくてやる気が出ない状況がなくなった
・体重は変化なし(💧)
身体も心もだいぶこの生活に慣れてきたので、砂糖断ちは2カ月目に入ります。
このままやりたいことがサクサクできる体調が続くのなら、砂糖断ちはかなり効果があると思います。