気づけばもう3月も後半です。
今年の花粉症は思いのほか酷く、目の痒みやくしゃみに悩まされる日々を送っています。
そんな折、わたしは今月に入って突然「砂糖断ち」を始めました。
これまで数回チャレンジしたことがある「砂糖断ち」ですが、毎回なんとなく始めて、なんとなく止めてしまっていました。なぜ止めたのかすら覚えていません。
そして気づくと砂糖まみれの生活になっている。
今回は、わたしがなぜ砂糖を食べることを止めたのか、そして3週目に入った今の状況を書いていきます。
同じく、「砂糖断ちをしてみたいけど難しそうだな」「砂糖は良くないってわかってるけど止めるなんて無理」と思っている方の助けになればと思います。
このブログは、50代でミニマリストを目指す筆者が、暮らしをシンプルに整えながらやりたいことに挑戦するゆるゆる日常ブログです。のんびり気楽にお読みいただければと思います☕️
目次
2024年3月3日(日)突然始まった「砂糖断ち」。効果はまだです
現在、砂糖断ちを止めてから3週目に入りました。突然美しくなる、突然才能が開花する、などの効果は出ていません。
砂糖を食べるのを止めたのは、3月3日。英検準1級の二次試験の日でした。
唐突といえばそうなのですが、始める前の数日間、ずっと考えていました。
わたしの今の状況を変えるには、もう砂糖断ちしか無いのではないか。
砂糖をやめれば、この沼から這い上がれるかもしれない。
今から思えば、追い詰められていたのかもしれません。
なぜわたしがここまで追い詰められていたのか?それは、ここ数年の身体と心の変化です。
ここ数年、とにかくだるい、やる気が出ない
1970年生まれのわたしは、今年54歳になります。バッチリ更年期です。
そこまで体調が悪いわけではないのですが、若いときと比べると体力が低下しました。
更年期のよくある不定愁訴なのでしょうかね。イライラや落ち込み、頭痛や吐き気、そんな症状はありませんが、疲れやすくなったと感じます。
特に、先延ばし癖が目立ってきました。
英語の勉強ができない、やる気が出ない
昨年9月に英検準2級、10月に英検2級と受験をしてきて、今年の1月には英検準1級を受ける!勉強もたくさんする!と気合は十分だったのですが、結局ほとんど準備をすることなく一次試験の当日を迎えてしまいました。
せっかく申し込んだから受けるだけ受けよう、と会場に向かい、長時間の試験に耐えた結果、なぜか合格。
よし、次は3月の二次試験(面接)だ。スピーキングの練習をたくさんするぞ!と意気込んだのは良かったのですが、結局それもほとんど練習せずに当日を迎えることに・・・。
結果的になぜか合格したので結果オーライという考え方もありますが、次に受ける1級ではこうは行きません。もっと本気で、もっとしっかり準備をしなければ太刀打ちできないことは明白です。
英検準1級の二次試験(3/3)の数日前に考えました。
「どうしてやるべきこと(勉強)ができないんだろう」
「どうしてすぐに疲れてしまうんだろう」
「どうして明日やればいいやって放置するんだろう」
ただ単に、やる気がないだけでは?と思えてしまうこれらのことも、かつて英語の勉強なら何時間でもできる!と、1日に4時間も5時間も勉強していた頃の自分を思うと、情けなくて悲しくなりました。

お菓子の食べ過ぎ、砂糖の採り過ぎ
疲れやすい体調と一緒に、もうひとつ気になっていたことがありました。
それが、お菓子の食べ過ぎ=砂糖の採り過ぎです。
朝から晩までお菓子を食べているわけではありませんが、お菓子って(特に甘いお菓子)、一度食べると癖になるのですよね。ある程度までなら問題ありませんが、毎日のように食べてしまうのは、問題です。
甘いものが近くにないと不安な気持ちになるのは行き過ぎですよね。でもわたしはそんな気持ちにすらなっていたのです。
勉強できない
→自分にイライラ
→ストレス解消したい
→お菓子を食べる
→ストレス治まる
→砂糖で疲れる
→勉強できない・・・・のループ。異常です。
砂糖の害については理解しているつもりでした。でも、一度砂糖を食べる習慣のループにはまると、自分ではコントロールできなくなるものです。
そんなわけで、英検準1級の二次試験の直前に、「砂糖を食べるのをやめよう」と決心したのです。
なぜ砂糖断ちなの?砂糖の害を知ると・・・
でも、よりによってなぜ砂糖をやめるの?
そう感じる人もいると思います。
ここからは、砂糖の害について、簡単に書いていきます(詳しくは専門の書籍、サイト等をご参照ください)。
砂糖には中毒性がある
砂糖には中毒性があるといいます。その影響はドラッグよりも強いとか。
そのサイクルは、こんな感じです。
砂糖を食べると、血糖値が急激に上がる(元気になる)
↓
体内でインシュリンが大量に分泌され、血糖値を下げようとする
↓
血糖値が下がると低血糖になる(疲れる)
↓
元気を取り戻そうとまた砂糖が欲しくなる

カルシウム不足になる
また、砂糖の食べ過ぎは、体内のカルシウム不足の原因にもなります。
砂糖を食べると身体が酸性になる
↓
中和する時にカルシウムが使われる
↓
体内に十分なカルシウムがないと骨や歯が使われる
カルシウムが足らないとイライラの原因になるとも言われますね。
老ける原因になる
砂糖は体内で糖化を引き起こす原因になるとも言われます。
過剰な糖は体内でタンパク質と結びつく
↓
細胞を劣化させる物質になる(糖化)
↓
肌の老化を促進させる
ほかにもまだたくさんありますが、身体に害をもたらす主なものはこんなところでしょうか。
疲れやすくなったり、キレやすくなったり、イライラしたり、肌がくすんだり、少しはいいところも聞きたいですが、残念ながら害のほうが大きいのが現状です。
そして、今や加工食品のほぼ全てに砂糖は使われています。パスタソースやドレッシング、カレールウなど、甘さが求められないものにも砂糖は使われています。意図せずに、想定以上の砂糖を口にしてしまうのが、現代の暮らしなのです。

上記のことを鑑みて、「疲れにくい身体」「(これ以上)老化しない肌」「体重減少」「穏やかな精神」を手に入れようと、砂糖断ちに至りました。
どこまで断つ?徹底的に抜く?食べていいものは
あとは、どこまで抜くかが問題です。
・白砂糖さえ抜けばいい(きび砂糖、てんさい糖はOK)とするか
・砂糖は食べないけど、はちみつやメープルシロップはOKとするか
・糖と呼ばれるものは全部抜くか(果物も食べない)
など、いろいろな考え方がある中で、わたしは下記の方法で行くことにしました。
・白砂糖、きび砂糖、てんさい糖は食べないし使わない
・砂糖(人工甘味料も)が入ったお菓子は食べない
・砂糖が入った加工食品は基本的に食べない
・外食時は気にしない(けど甘いものは注文しない)
これまで、白砂糖の代わりに使ってきたてんさい糖も使うのを止め、かわりに羅漢果由来のラカントSを使うことにしました。これについては賛否あると思いますが、今のところはそうしています。
和食は砂糖を使うことが多いし、あれもこれもダメ、だと何も食べられなくなってしまいます。家族もいますし、徹底的にやるのは難しいですね。
果物やさつまいも、甘栗はOK
食べていいもの(食べているもの)についても書いておきます。
上に書いたように、料理に使う砂糖はラカントSを使います。
オイスターソースやトマトケチャップ、ソースなど、砂糖が入っているものは、料理で使うときはOKにしています。
果物、さつまいも、甘栗、ドライフルーツなど、砂糖が入っていない甘いものも食べてOK。
できる限り白砂糖と人工甘味料は避けていますが、それ以外のものは気にせず普通に食べてます。
糖質制限をしているわけではないので、砂糖が入っていなければ、ポップコーンも食べます!
1〜3週目の感想をざっくり言うと
3月3日(日)から始めた砂糖断ちは、現在3週目になりました。
目に見える効果があるとは言えません。痩せたとか、肌がきれいになったとか、いいことを報告できればいいのですが、まだそんな効果は出ていません。
備忘録として、ここまで気づいたことをざっと書いておきます。
1週目の様子
1日目、英検の試験後にデパ地下に寄ってマクロビ弁当を調達。いつも食べている普通のお弁当のほうが美味しいと思いながらも、美味しく食べました。夜、軽い頭痛を感じる。
2日目の夜のイライラは酷いものでした。1日目の夜に偶然、使っているオーブンレンジが突然壊れるという不遇に見舞われたのですが、それにイライラしていたのか、低血糖でイライラしていたのか、今となってはわかりませんが、とにかく何もかもにキレていました。
さすがに表ではそんな態度を出すわけには行きませんが、帰宅後の機嫌は酷かったです。
しかし、翌朝(3日目)起きたときには機嫌は戻っており、その後はイライラすることはありません。いつも職場で食べているオイコスヨーグルトを、無糖に変えました。
4日目に焼き芋を食べて少し眠気を感じました。夜に軽い頭痛。
5日目から、果物の味が濃く感じられるようになりました。朝のりんごがすごく甘い。お昼のバナナの味が濃い。口さみしいので、砂糖が入っていないカカオマスをかじりました。
6日目、いつも朝しているストレッチで、お腹の邪魔具合がマシになっていることに気づきました。
7日目、手元のメモを見ると、お腹が空くと書いてあります。
1週間目までは間食の習慣を引きずって、砂糖不使用のクラッカーをよく食べていましたが、この頃からそれも止めました。そして、頭痛も感じなくなりました。
2週目の様子
8日目、ホットケーキミックスを使わずにパンケーキを作りました。もともと砂糖が少なめのレシピなので、砂糖の代わりにラカントSを大さじ1。メープルシロップは使わず、バナナの甘みと一緒に食べました。夜、肩のラインに軽い凹みが出ているのに気づく。
段々砂糖なしの生活に慣れていきましたが、外出して用事が終わった後がつらかったです。
いつもなら、カフェに寄ってコーヒーと何か甘いものを食べるのにそれができない!!だったらカフェにも行かない!と、楽しみもなく帰宅する日々。
外出の帰りに焼き芋を買って帰り食べた11日目、食べた直後にものすごい疲労感が襲ってきて、倒れ込むように眠ってしまいました。
12日目、夫にリクエストしていたお菓子をキャンセルしたため、何もないホワイトデー。代わりに焼き肉に連れて行ってもらう約束をしました。夜は砂糖が恋しくなったのか?家でお好み焼きセットで夕食(お好み焼き粉にもソースにも砂糖が💧)。
13日目、ふたたび焼き芋で酷い眠気に。後に原因が判明。夜は焼き肉ディナー。
何を食べていいのかわからないため、気軽に外食ができなくなりました。自宅でひたすらあるものを食べる生活に。甘栗や砂糖不使用のおせんべいの存在が本当にありがたいです。
3週目の様子
そんな感じでいま3週目です。段々慣れてきてはいますが、ときどき甘いものが食べたくなります。
よく聞くように、
〇〇キロ減りました!
肌が白くなりました!
頭がクリアになりました!
という効果はまだ出ていませんが、そういえばずっと感じていた背中の疲れ(ソワソワする感じ)が楽になっているのに気づきました。
砂糖断ち1〜3週目のまとめ
ここまで、砂糖断ちを始めた理由と、始めてどうだったか、何を食べず何を食べていいのかについて書いてきました。
もともとはお菓子や甘いものが好きなので、この生活を一生続けることは難しいと思いますが、砂糖断ちを始める前の一種の依存状態には戻りたくありません。
続けられるところまで続けてみて、今後の効果についても書きたいと思います。
そして、今、砂糖断ちをしていてその難しさを感じている方が読んでくださっていたら・・・一緒に頑張っていきましょう!
引き続き、砂糖断ちについては書いていきます。