2021年4月に書いた片づけの記事内で、「わたしはメルカリはやらない」と書きました。
写真を撮って、値段をつけて、出品して落札者とやり取り。梱包して送る・・・という一連の流れが当時のわたしには煩わしく、要らないものは業者か寄付でしょ♪と思っていたのです。
しかし「メルカリしないんですか?もったいなーい!簡単なのに」という知り合いの言葉を聞いて、「うーん、じゃあ1回くらいはやってみるか!」と重い腰を上げました。何事もトライせずにあーだこーだ言うのは老化の始まりなので、ここで止まったら危ないなと思ったからです。
結果、やってみて大正解でした。
今回は、食わず嫌いでメルカリを敬遠していたわたしがメルカリデビューを果たし、結果的にヘビーユーザーになったことについて書いていきます。
まだメルカリやったことない、メルカリって難しいでしょう?、メルカリ興味あるけど面倒そうで踏み切れない、そんな方に「あ、それならやってみようかな」と思っていただけるとうれしいです。
今日の記事はこんな方におすすめ
・メルカリやったことない
・メルカリ興味あるけどできる自信がない
・メルカリは難しいと思っている
・メルカリは面倒そうだと思っている
かつて、食わず嫌いで「メルカリはやらない」と決めていた頃のわたしがこちらです。寄付する先なども書いているので、それはそれでお役に立てる記事になっています。
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目次
メルカリは面倒くさい?なぜわたしがメルカリを使うことに躊躇していたのか
なぜメルカリを始めることに躊躇っていたのかは明白です。
面倒くさいからです。
かつて、ヤフオクで不用品や本を売っていたことがあったのですが、時間があったからできたんだろうな、と思うほど手間がかかりました。その分、売上もあったので全てが無駄ではありませんでしたが、もう一度あれをするのかと思うと、メルカリもめんどうくさくてたまりませんでした。
でも、読んだ本や不用品を上手に売っている知り合いから、「今は簡単なんですよ!住所の記入とかもなく、コンビニでコードを読み取ってもらって送って終わりです」と聞いて心が揺れました。
興味があるのに試しもしないでなんだかんだ言うのは老化現象です。このままだと時代に取り残されるのではという恐怖も感じました。
メルカリを使ってみた感想。もっと早くやっておけば・・・
本なら簡単に売れるかな、と思い、写真を撮って出品してみました。
裏表紙にあるバーコードをメルカリアプリの出品画面から読み取ると、タイトルなどの詳細を自動で入力してくれます。便利!
後述するメルカリ教室の受講中に出した本はなかなか売れなかったのですが、その後に出した本が出品後5分くらいで購入されました。
その本は、数日前にブックオフで700円で買って、読み終えていた本でした。比較的新刊でしたが使用感があったため、売れるかな?と思いながら800円で出品したらすぐ売れたのです。
メルカリは、販売価格の10%が手数料で引かれ、さらに送料の210円も引かれるため、入金されたのは510円ですが、格安で本が読めたことに変わりありません。おそらくブックオフならよくて200円だったはず。
メルカリすごい!!
と一気にファンになりました。
メルカリ独自の発送方法を選べば、最初に聞いていた通りコンビニでメルカリアプリ内のQRコードを提示して、出てきたレシートを商品に貼って発送が完了します。この方法なら匿名でやり取りができるのです。
ここまでシステムが整っているとは思いませんでした。
メルカリの出品方法は、メルカリ教室で教えてもらえます
メルカリで初めて出品する方におすすめなのは、メルカリ教室 です。
オンラインまたは対面で、出品方法を教えてもらえます。わたしはオンラインに参加しましたが、直前でも予約が取れ気軽に参加できました。
メルカリの仕組み、ルール、おすすめの品、出品禁止のものなどの説明があり、90分の講座内に受講生みんなで出品するのです。先生に教えていただきながら出品まで体験できるので、なんか自信がなくて出品できそうにない・・・と思っている方には特におすすめです。
何を出したらいいのかわからなければ、読み終わった本を出しましょう、とのことでしたのでわたしも不要な本を出してみました。残念ながら90分の受講時間内には売れませんでしたが、一緒に受講していた方の中にはすぐに売れていた人もいました。
出品の要領がわかったので、その日の晩に別の本を出してみたところ、前述したように5分程度で売れました。
出品する時のコツも教えてもらえるので、メルカリ教室、出てよかったなと思います。詳細はこちらから → メルカリ教室
気になる値下げ交渉は? トラブルになることはある?
メルカリでよく聞くトラブルは「値下げ交渉」です。ものによるとは思うのですが、値下げ交渉は結構きます。
すごく低い値段で出していたらそうでもありませんが、だいたいの相場で出すとほぼ値下げのお願いコメントが入ります。
なので、わたしはそれを見越して値付けをします。500円くらいかな〜と思えば600円で出し、値下げ交渉が入ったら応じてすぐに売ってしまいます。
また、平均500円で出されている本は450円で出して、即完売を狙います。
そこに時間とエネルギーを使いたくないのです・・・。
「値下げ交渉は来るものだ」と思っていれば腹も立ちません。
もともと不用品なのです。捨てるよりはいい、寄付よりはお金になる、その程度の気軽な気持ちでやらないとストレスばかりが溜まります。せっかく片づいて気分がいいのに、そこでストレス溜めてたら本末転倒です。
不用品を出す時は「そこで儲けを狙わない」のが、メルカリを気分よく使うコツですね。
ただ、わたしがメルカリで買い物をした時に、取引相手からの連絡がいつまで経っても入らず、トラブル寸前までいったことがあります。その時は、運営に間に入っていただき解決しました。たいていはすぐに連絡を取り合ってスムーズに取引終了となりますが、たまにはこんなこともあります。
その手間を考えると、販売価格の10%の手数料も頷けますね。運営さんは丁寧に対応してくれとても助かりました。
正直、売るより買うほうが多く、お得な買い物方法を知ってしまった気分
このように、本や使わないPC周辺の機器などを売っていますが、実は売るより買うことのほうが多いです。
主に本、化粧品などをメルカリで買っています。たとえば、新刊の本をメルカリで安く買って、届いたらすぐ読んですぐに売れば、まだ高値で出せますよね。
また、色を間違えて買ってしまったなどの理由で、未使用の化粧品もけっこうお安く出ています。
人気で売り切れている無印の冬用のあったか肌着もメルカリで調達しました。1回着ましたが洗ってあります、とあれば「はいはい」と気にならずに購入できました。
ついに人が着た肌着まで買うようになったか・・・と思いますが、納得できればいい買い物だし、十分です。
商品の値段と状態を見て買うか買わないか決められるので、自分の中にある価値観が可視化されてかえって面白い買い物方法だと思っています。
メルカリで「これはやらない」と決めていること。独自ルールは無視します
このように便利なメルカリですが、わたしは「これはやらない」と決めていることがあります。
それは「専用としての出品」です。
そもそもメルカリは早いもの勝ちで、最初に買った人に権利があります。しかし、事前に別の人とコメントで値下げ交渉をしていることがあるのですよね。それまでのコメントのやり取りは丸見えなので、値下げ交渉をして値段が下がったタイミングで、まったく別の人が買ってしまうこともあるのです。
それを良しとしない人たちの間で行われている「専用出品」。つまり、値下げ交渉がまとまったところで、○○様専用 として出品し直し「○○さん以外は買わないでね」という暗黙の了解で取引が行われるのです。それでも他の人が買うことができるのがメルカリのシステム。なので、横取りと呼ばれ嫌われてはいますが、まあ横取りをすることも可能です。
中には意図がなく横取りとなってしまった人に、あなたは○○さんじゃないからキャンセルさせてくださいと出品者から申し出て揉める・・・なんてこともあるみたいです。
お互いがリアルタイムでやり取りができるわけではないのでこういうことが起こるのですが、メルカリ自体が早い者勝ちのシステムでやっているので、それは仕方ないことですよね。
また、「購入前に必ずコメントしてください。即購入しないでください」とある人からも買わないと決めています。トラブルのにおいがプンプンするからです。
メルカリという会社が作ったルールに従わず、独自ルールを繰り広げるのは各自の自由だし否定もしませんが(これまでご苦労があったのでしょう)、わたしは関わらないと決めています。なので、値下げ交渉があった時に即レスできなければ「値下げしますが別の方が購入されればそちらが優先です」と書いて値下げすることもあります。これで実際に別の方が買ったこともありました。
相手のことを思えば、時間をずらしたり専用出品にしたりするのが丁寧な対応なのでしょう。でも、ただでさえ片づけで疲れているのにそこまでできません・・・。
基本的に独自ルールは無視、というより近づかないようにしています。
簡単そう・・・でもやっぱりメルカリめんどうくさい!!という方には
ここまで読んでくださってありがとうございます。
メルカリは簡単だし、便利だからいいよ!と勧められても、やっぱりめんどうくさいという方もいらっしゃいますよね。そりゃそうだと思います。
その場合は、不用品をまとめて寄付するなどの選択肢もあります。
・住んでいる地方自治体で不用品回収をしていないか調べてみる
・バザーをしている救世軍がないか調べてみる
・売れそうならブランド品買取に持って行ってみる
できることはいろいろありますので、モノを手放したいんだけど捨てるのは嫌なんだよね、という方は調べてみてくださいね。