春になってふたたび片づけ熱が上がってきました。2020年に始まった新型コロナのパンデミックのせいで、外出の機会がなくなり、おしゃれをする機会もなくなり、家にいる時間が長いとどんどん気になる家の中の散らかりっぷり・・・。
たくさんの服を持つ必要もないし、家の中に長くいる生活でも結局要らなかったというモノもあるし、この際だから長年使いづらいと思ってきたキッチン雑貨も買い換えよう!と一念発起して、本を20冊ほど、服を10着以上、バッグを2つ、靴3足、アクセサリーなども一緒に手放しました。
とはいえ、すべてを捨ててしまったわけではありません。片づけをするたびに手放し方には迷うのですが、今回は、どのようにモノを手放していったのかについて書いていきます。
不用品が出た後の手放し方って難しい。いつも迷ってしまいます。
目次
不用品の運命は「売る」「譲る」「捨てる」のどれか
片づけで不用品が出た場合、手放す方法は、売る・譲る・捨てる のどれかになると思います。
売れるものは売ってお金にするのが最善の方法ですが、明らかに傷んでいたり使い古されているものはなかなかお金にするのは難しいのが現実です。
じゃあ、欲しい人にあげるのはどうだろう?これも欲しい人が簡単に見つかるかどうかはわかりません。
売れないし誰も欲しい人がいないし、となると最後は捨てるしかありません。
【売る】メルカリデビュー??と思いながらも結局メルカリを始めなかった理由
今回の片づけで売ったものは、本、靴、バッグ、アクセサリーでした。
本を売るならブックオフ♪
本はいつもブックオフに持ち込みます。1冊5円~200円ほどで買い取ってもらいました。
本の種類によってはもっと高く買い取ってもらえるところが存在しているのも承知していますし、かつて時間があったときはヤフオクに1冊ずつ出品したこともあります。それでも今はかかる時間と手間がもったいないと感じてしまうのです。
本を買うためにした出費は、本をしっかり読むことで既に受け取っていますし、手放す本にそれ以上を望まないため、いちばん自分にとって負担のない方法を選んでいます。
靴、バッグ、アクセサリーはブランディアへ♪
ブランディアで買い取ってもらえる範囲のものはブランディアに送って買い取ってもらいました。
高値はつきませんでしたが、それでも1,000円以上がついた靴があったり、バッグも2,000円以上になったりとまあまあな結果でした。中でもアクセサリーは18金だったので古いネックレスでしたが5,000円以上になりました。
つかないものもありましたよ!
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【少ない服で暮らしたい】冬もの4点で買い取り額7,000円でした
先日コートを整理したときに手放すことを決めた、冬ものを売りました。 前回の記事はこちら→「【少ない服で暮らしたい】コートについて考える」 今回は、買い取ってもらった記録を書きます。
続きを見る
残りはメルカリに出してみようかな?いや、ちょっと待て!
買取業者に出すほどのものではないけれど、フリマやオークションでなら売れるかも?と思ったもの(まだきれいな服、ブランドではないバッグやキッチン雑貨など)はメルカリに出してみようかな?と思い立ちました。
メルカリ上手の友人に訊いてみると「オークションよりは楽」とのこと。ヤフオクで1,000円の本2冊セットを15,000円で売ったことがあるわたしなら上手にできるかも・・・!と思ったのですが。
・きれいに写真を撮る
・値段をつける
・出品する
・購入者とやり取り
・梱包して出荷
ただでさえ時間が無い無い言ってるわたしにこんなことできるのか?
・・・と、しばらく考えてやめました。今のわたしにはすべてが煩わしく感じてしまいます。
買うために支払った金額は、そのモノを使うことで既に受け取っていますし、フリマを趣味として楽しくできるタイプでもありませんし(基本めんどうくさがり)、全部寄付しちゃえ!という結論に至りました。
服と靴は自治体へ、雑貨はボランティア団体へ寄付することにしました。
【譲る】寄付するときの準備、必要なもの
寄付とはいえ、もらって困るようなものは出すわけにはいきません。
例えばこんなものは寄付されても困る!例
・着古されてもう着られないような服(汚れ、しみ、布の傷みなど)
・モノとして機能しないもの(片方が無い手袋、靴など)
・汚れ過ぎているモノ
ゴミにしかならないモノは寄付できないね
価値があるモノもあるよ!
大切なのは、寄付する先の要望を理解してそれに合った方法で寄付すること
不用品を寄付すると決めたら、寄付品受け入れ先の受け入れルールを隅から隅まで読みましょう。
自治体なら自治体のウェブサイトに情報がありますし、ボランティア団体も情報を発信しているサイトがあると思いますのでまずは「できること」「できないこと」を理解することが大切です。
送るこちらはひとりですが、団体には大勢の人がアクセスします。せっかく不用品を引き取ってもらえるのですから、ルールを軽視することなく、要らない手間はかけさせないようにしましょう。
罪悪感を減らす代わりに、
寄付先の手間も減らしましょう。
寄附金などの要望には素直に応じること
寄付品の受け入れ団体では、寄附金の振込や寄附金に代わるもの(クオカード、テレホンカード、未使用のはがきや切手、ギフトカードなど)を同封して欲しいと明言している場合があります。
そういう場合は、必ず要望に応えるようにしましょう。
膨大な寄付品を仕分けするだけでも大変な労力です。「モノを寄付してあげるんだから」という気持ちは打ち消して「引き取ってもらう」「スタッフの手間を減らす」気持ちで対応しましょう。
送料自分負担で送るうえに、さらに寄附金まで払わないといけないの?と思う方は寄付はやめたほうがいいと思います。精神的負担が大きいので。
このあとリンクを貼って紹介するよ!
寄付以外で譲る場合の注意点
不用品を「譲る」のは、寄付だけではありません。それは、家族や知り合いにもらってもらうことも含まれます。ここにも注意が2つあります。
注意1:相手が要らないといっている場合、絶対に押し付けてはいけません。
わたしは過去、福袋に入っていて本人が不要なモノを「あなたに似合うから」という一方的な思いだけで、押し付けられて大変迷惑した経験があります。
不要なら自分で捨てるなりしてほしかったのですが、自分で捨てるのはハードルが高かったのでしょうね。新品でしたしね。結局わたしが捨てました。
凄く反省しています。二度としません。
注意2:譲ったあとのモノに執着しないこと
あともうひとつは、欲しいという申し出があって相手に譲る場合、その後モノがどうなろうといっさい自分には関係がない、と割り切ること。
人によっては、自分があげた不用品をメルカリ等で上手に売ってお金にする人もいるかもしれません。でも、その人にあげると決めたのは自分自身なので、そこにモヤモヤするなら自分で売ればいいのです。
【捨てる】売れないし、譲る先も無いモノは捨てるしかない
引取り手のない不用品は、残念ながら捨てるしかありませんね。徹底的に使い倒したモノならば、感謝しつつ捨てましょう。
今回の片づけのきっかけはサラダスピナーを買い換えようと思ったこと
わたしは片づけが好きで日常的に片づけをします。そして、日常生活で大きなストレスを感じると「大片づけ」をします。今回はまさにそんなタイミング。英語の勉強でかなりのストレスを溜めてしまったようで、勉強から逃れるように2週間ほど片づけに熱中しました。当然、勉強はかなりの遅れを取りました。
今回特に気になったのは長年使い続けたサラダスピナー、つまり野菜の水きり器です。
結婚が決まった約10年前、それまで使っていたハンドルをくるくる回すタイプのものから、ふたのポンプを手で押し込んで容器が回るタイプに買い換えたのです。その方が見た目がカッコよくておしゃれだったのです。
しかし、それまで使っていた手でくるくる回すもののほうがずっと水が切れることに気づき、「しまった・・・」と、長い間思っていたのです。10年も!
お友達にあげちゃったんだものね、おかあさん
日常の小さなモヤモヤは解消するに限ります。よし、これを手放して新しくくるくる回すタイプを買い直そう。でも、じゃあ今まで使っていたこれはどうするの?壊れているわけでも汚れているわけでもなく、まだまだしっかり使えます。
これ、売れるんじゃない?
そんな思いがムクムクと湧いてきて、ついにメルカリデビューか!?と思いきや・・・やっぱりできませんでしたね。ものすごくきれいに洗って、磨き上げて寄付品に入れました。
ついでにクローゼットも下駄箱も、アクセサリーボックスも・・・と「ついで片づけ」が広がって、だいぶ家の中が片づきました。
不用品の手放し方 まとめ
今回は、家の片づけで出た不用品をどのように手放していったかを書きました。
私の場合、売れないか?→譲れないか?→じゃあ捨てるか!
という順番で手放していきました。
どちらにしても、自分にストレスにならない方法=自分に合った方法で手放すのが正解です。
不用品を手放す方法 ポイント
・売る場合、どこに売るか?どう売るか?どこまで時間をかけられるか
・譲る場合、どこに譲るか?相手の要望に応えられているか?譲った後は執着しない
・捨てる場合、今までの働きに感謝して捨てましょう
まだまだステイホームの習慣は続きそうです。気候も変わり、衣替えの季節が近づいた今がいちばん片づけに手をつけやすい時期かもしれません。
とはいえまだまだ手が付けられそうな場所があります。片づけは、一度やったらそれで完成!二度としなくていいものではないな、と改めて実感しています。
少し家の中が片づいたからといって、余計なモノを増やさないように気をつけます。
今回わたしが不用品を寄付した先は、こちらです
※利用される方は、上記リンク先のページをよく読んでからご利用ください
この記事から2年経ってついにメルカリに挑戦し、新たな発見がありました。
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その信念は何のため?思い込みを捨ててメルカリを始めたらいいことだらけだった
2021年4月に書いた片づけの記事内で、「わたしはメルカリはやらない」と書きました。 写真を撮って、値段をつけて、出品して落札者とやり取り。梱包して送る・・・という一連の流れが当時のわたしには煩わしく ...
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