突如始まったキャッシュレス生活。ほんの数日でわたしの価値観は大きく変わりました。お金を持ち歩かないですむなら、荷物だって減らすことができます。
キャッシュレス生活の準備を進めていくうちに、本格的にお財布のサイズを変えられるかもしれないと思い始めました。
ずっと憧れていた極小のお財布。最低限(携帯電話、スマートフォン、お財布、ハンカチ)のものを持って出ればよい時でさえ、使用中のお財布の厚みが小ぶりのバッグにはかさばり過ぎて、なかなかコンパクトにまとまらないのが気になっていたのです。
今回は、キャッシュレス生活推進とともに、小さいお財布を購入したことを書いていきます。
小さいお財布だったらバッグも軽くなりますよね!
お財布の大きさを左右するもの
お財布の大きさは、サイズと厚みで決まってきますが、わたしの場合、特に厚みが気になっていました。お財布の厚みに大きく関係するのは、主に小銭とカード類です(残念ながら私の場合、お札は厚みに関係するほどたくさんはありません)。
使っていたのはこちらのお財布です。
色はアーモンドというベージュに近い色です。
キャッシュレス決済をこのまま続けていくならば、たくさんの小銭を持ち歩く必要はありません。となると、お財布の大きさは持ち歩くカードの枚数に大きく左右されます。
このお財布は、カードを入れるポケットが内側外側で10個ついています。さらにお札を入れる箇所が2重になっていて、小銭のポケットも3つに分かれているという、たくさん収納したい!人にはぴったりのお財布なのです。
しかも、エナメル加工なので6年間使い続けてもダメージが少なくとても気に入っていました。
しかし・・・やはり、大きい。
気になるお財布は、カードポケットが5つ。小銭入れといえるポケットはなく、さらに、お札入れも・・・ない?
デパートのお財布売り場をのぞいてみると、以前より長財布の種類が減って、代わりに小さなお財布がたくさん並んでいました。マーガレットハウエルアイデアのお財布を愛用してきたので、やはり同じがいいなぁと思い、コンパクトなものをいくつか見つけたので、手に取ってみました。
ひとつは、ポケットの数が少なめですが、今使っているものと比べるとそこまでサイズダウンしたという感じではありません。
もうひとつ気になったものは、薄くて小さくて、カードも5枚までしか入らない設計になっているものです。そもそも小銭用のスペースがあるのかないのかわからない位のサイズ感。しかも、お札入れがポケットとしてついているわけではなく、小銭スペースとカードポケットの間に挟むようなデザインでした。
色がとても好みだったので、そのサイズに不安を覚えながらも、できればいちばん小さいそのお財布でやってみたいと思いました。しかし、いきなりここまで小さいお財布に切り替えてしまうと、本当に使いこなせるのかどうかが不安だったため、しばらくお財布売り場で考えたのち、その時は何も買わずに帰りました。
結局いちばん小さい、チャレンジングなお財布を購入
帰宅して、使っているお財布の中身を全部出して、うなること数時間・・・。
「こんな小さいお財布でやっていけるの?結局ダメですぐに買い直すんじゃないの?」
「いやいやいやいや、やるなら徹底的にやらないとダメでしょう!中途半端になるなら何も変えないほうがいいんじゃない?」
ふたつの真っ向する意見が頭の中で飛び交います。
そして結局、収納箇所が極小のいちばん小さいお財布を買うことにしました。
「できなかったらどうしよう?」ではなく、「とにかくやってみる!」という気持ちを優先したのです。
買ったのはこちらです(マーガレットハウエルアイデアのジオンL字ファスナー薄型折り財布)。サイズは11*9cm、厚みは1cm。
これまでのお財布とくらべると、厚みが全然違います。
お札がかろうじて挟まるスペースがあります。
小銭を入れるスペースも・・・ちっさ!
こうなったらもうこれでいくしかない。カードを2枚あきらめて、コンパクトなお財布ができあがりました
さて、このお財布が目の前にやってきて、中身の入替えを始めたところさっそく壁につき当たりました。
全然入らない・・・(涙)。
予想はしていたことですが、今までのお財布に入れていたものが全然入らないのです。予想はしていたことですが・・・。
今までだって、そこまでたくさん入れていたわけではないのですが、それでもまだ多いのか、と思いカードを絞り込んだところ、ポイントカードを2枚あきらめて、何とかまとめることができました。
次回は、いったいこの小さいお財布に何を入れているのか?何をあきらめたのか?その選び方と考え方について書きたいと思います。