ミニマリストを目指し、日々の暮らしを見直しています。
今回書くのは、美容費について。
世の中のミニマリストさんの中には、美容もミニマルにしている人がいる一方、美容にはこだわってしっかりお金をかけている人もいます。
大切なのは、「自分にとって大切なものを理解し、必要なモノは買うししっかりお金をかける」こと。反対に「自分にとって大切でないことはばっさり切り捨てる」こと。これがミニマリストの神髄だと思います。
ミニマリストのくせに化粧品が多いっておかしくない?、とか、そういうことではないのです。
日々自分と向き合って、選択を繰り返しながらそぎ落とすものを決め理想の暮らしを作る、それがミニマリストです。
そんなミニマリストを目指すわたしはどうかというと・・・・。
「めんどうくさくて美容にそこまで手をかけないタイプ」です。
今回は、現在のわたしの美容費について書いていきます。
目次
クレンジング、洗顔は純石けんのみ
まず洗顔についてですが、クレンジングも洗顔料も使っていません。
以前も書いたことがあるのですが、顔を洗うのは石けん(純石けん)ひとつで済ませています。
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顔だけでなく、髪も食器も同じ石けんで洗っています。
クレンジングが必要なほどしっかりメイクをするわけではないので、この石けんのみでメイクも落ちます。
お湯で軽く洗った後に、石けんを無印の泡立てボールでよく泡立てて、こすらないように静かに洗います。
目の周りのアイライナーとマスカラがしっかり落ちるように目の周りは念入りに(でもこすらないように)。
これで結構さっぱりするのですよ。
洗顔後はワセリンのみ。化粧水は使いません
石けんでさっぱりした顔には、化粧水で保湿・・・というところですが、わたしは化粧水は長いこと使っていません。
でも保湿は大切です。使っているのはワセリンのみです。
私が使っているのはチューブタイプのこのワセリン。洗顔後に軽く水滴を拭き取って(ゴシゴシしないで押さえる感じで)、チューブから1cm弱出します。普通サイズの真珠ひとつ分くらいになるのかな?
それを、手のひらに軽く伸ばして顔に置いていきます。
ポイントは、塗り伸ばすのではなく、置く感じで広げること。その後は、触らないように気をつけます(ベタベタですし)。
このチューブ(1,080円)で数カ月持つので、お金のかからないスキンケアですよ。
乳液や美容液もほとんど使ったことがありません。
新しく出たこちらのポンプタイプは、成分は同じでもっと伸びが良いワセリンです。薄づきも可能なので、2023年からはこちらを主に使っています。
化粧下地、使いません
夜はワセリンを塗ったまま眠りにつき、朝起きてするのは洗顔ではなく、コットンに水を含ませてまず目の周りのカピカピを優しく拭き取ります。
その流れで、顔も軽く拭きます。化粧水はここでも使いません。
お化粧の前に、化粧下地も使いません。
以前はしっかり薄く色がつく下地を使っていたのですが、洗顔のときに石けんだけで落ち切らなかったのでやめてしまいました。そのためにクレンジングをするのもどうなんだろう・・・と思ったので思い切ってやめました。
その代わり、日焼け止めにホホバオイルを少し混ぜて、下地の代わりだと思って使っています。
それから、軽くクッションファンデーションをはたきます。
・・・とはいえ、コロナになってから外出時はマスクをしていますし、今はテレワーク中心なのでしっかり顔全体には塗っていません。
ポイントメイクをする目の周りに薄ーく塗って、終わりです。
それから眉を描き、アイライナーを引いて、マスカラをしてホットビューラーをして終わりです。
アイシャドーは何度トライしても上手にできないのでやめました。
チークは好きなのですが、マスクで落ちるので長いことしていません。
パウダータイプよりクリームタイプのほうがわたしは好きです。血色がよく見えるので、本当はチークも使いたいのですが、マスクが取れるまでもう少し待ちます。
自分の顔で、唯一よいところは長いまつ毛だと思っているので、まつ毛はしっかり上げています。かつてはまつ毛パーマもしていましたが行かなくなりましたね・・・。
代わりに、ホットビューラーを長く使っています。数千円でずっと使えるので、もうこれでいい!と思っています。
コロナ禍ですっかり変わった美容事情
新型コロナウィルス感染拡大で、家にいることが多くなってからすっかり美容事情が変わりました。
マスクを着けることで顔の隠れる部分が増えたこと、また、マスクを外すとファンデーションやチークの色が付いていることにギョッとすることもしばしば。
気づけばあれも要らないこれも要らないでそぎ落とし続けたら、すっかりシンプルな状態になっていました。
もともとしたくてお化粧をしていたわけではなかったので、省けるところは省こうと続けていたらこんなことになった、という流れですね。
使っているのもドラッグストアで安く買えるものばかりなので、美容費はだいぶ少なくなりましたね。平均すると月2,000円くらいでしょうか。
美容院は3カ月に1度カット&マニキュア+自宅でマニキュア
40代になってから、ずっとショートカットだったのですが、これもコロナの関係で美容院に行きそびれていたら、あっという間にセミロングになりました。
髪が伸びて驚いたのは、美容院に行く頻度です。マメなカットが必要なくなったので、以前より美容院に行く機会が減りました。
年齢的に、カットにプラスして白髪のケアがありますが、ヘアカラー剤のアレルギーで顔が腫れてからはヘアマニキュアを使っています。
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しかし、白髪の伸びるスピードは待ってくれない・・・というわけで、昔美容師だったというスキルを駆使して、プロ用の薬液を買ってついに自宅でヘアマニキュアをするようになりました。
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これでヘアマニキュアの頻度を減らせたので、今のセミロングをキープするなら、美容院は3カ月に一度くらいで良くなるのかな?と思います。
(でも、担当の美容師さんとってもいい方で、さらにネコ好きで、お話しするのが楽しみなのでちょっとさみしい・・・)
ヘアマニキュアを完全に自宅カラーに切り替えて、そのうちまた短くするのもありだな、とも思っています。
シャンプーは使わずに純石けんで洗っているし、リンスはクエン酸だし、トリートメントは椿油だしで、こちらもお金はかかっていません(これは20代からずっとです)。
プラスするより引いた美しさを目指す
20代で化粧品と合成洗剤の恐ろしさを知ってからずっと石けん生活をしているわたしにとって、自分を美しく保つために化粧品が必要という意識はあまりありません(ポイントメイクについてはその限りではありませんが)。
それよりは、身体によい食事、適度な運動、充分な睡眠、ストレスを溜めないようにすることなど身体の内側のことにもっと気を配るほうが大切だと感じます。
そして、そのほうがお金もかからない生活になると思っています。オーガニックなどにこだわれば、そりゃあお金もかかるでしょうけれど・・・(うちでは近くのスーパーで買えるものを買うだけ)。
とはいえ、思わず手に取ってしまうような素敵な化粧品ってありますよね。
使うだけでワクワクして、1日元気に過ごせる!みたいな。
化粧品には機能だけではなく、そんな効果があるのも否めないし、実際わたしもろくに使わないのに「欲しい!」という気持ちだけで買ったこと、あります。瓶を見るだけで癒されるというか。
何もかもを切り捨てて、引きまくるのがミニマリストではありません。
かけるところにはしっかりお金を使う。必要ないことには使わない。
今のわたしにとっては美容はそこまでお金と時間をかけたいと思うところではなく・・・、でもきれいにはしておきたいので、食事と運動と睡眠とノンストレスで乗り切っていくことを優先していますよ、というお話しでした。
ちなみに、今マネーフォワードMEで確認してみたら、過去12カ月の化粧品費の月平均額は1,380円でした。
石けん生活についてはこちら。ご興味ある方はぜひお読みください。
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