2023年6月8日、スマホアプリのモバイルPASMOで障害が発生しているというニュースがありました。
パスモによると
2023年6月8日(木)8時35分頃より、モバイルPASMOおよびApple PayのPASMOにおいてチャージ、定期券購入、新規発行等がしづらい状態が発生しております。
駅改札機、バス車内での定期券やチャージ残額のご利用、券売機やコンビニエンスストア等での現金によるチャージは、通常通りご利用いただけます。
大変ご迷惑をおかけしますが、復旧するまで今しばらくお待ちくださいますようお願いいたします。
とのこと。
こういったトラブルはたびたびありますが、交通機関に関するものだけに、緊急事態になることが多いのですよね。
今すぐチャージしてあの電車に乗らねば!
のように、急を要する場合、大変困ることになります。
これが、わたしがモバイルPASMOを始め、交通系のスマホアプリを使わない理由です。
PASMOはいまだに物理カード使用。モバイルPASMOは使っていません
2020年からサービスを開始したモバイルPASMOですが、わたしはまだ使っていません。
新型コロナの影響で、急速にキャッシュレス決済が広まった時期です。
QUICPayや楽天PAYを使い始め、その便利さに感銘を受けましたが、それでもいまだにPASMOだけは物理カードで使っています。
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キャッシュレス決済を使い始めた時に、まだiPhoneでのサービスが開始されていなかった、というのが理由の一つではありますが、そのほかにアプリの使用を阻む心理的なハードルがありました。
それが、「障害が起きて使えなくなったら、移動ができなくなる」ことでした。
通信障害が起きたら身動きが取れなくなる
2018年12月、ソフトバンクで大きな通信障害があり、多くの人が影響を受けました。
障害自体は5時間程度で復旧されたのですが、原因が交換機の不具合で、同じものを使用していた海外の通信業者でも同じく通信障害が起こっていたとか。
トラブルは仕方ないにしても、ライブのチケットが表示できない、列車のチケットが表示できないなどで影響を受けた人が大勢いました。その対応として、セカオワさんのモバイルファンクラブは以下のツイートを出したほどです。
【Softbankユーザーの皆さまへ】
ただ今、Softbankにて通信障害が発生しております。
本日「Fafrotskies」香川公演へご来場されるSoftbankユーザーの皆さまは、ご来場前にネット環境が繋がる場所で、予めデジタルチケットやS.N.O.W.Sマイページをスクリーンショットしたうえでお越しください。— S.N.O.W.S STAFF (@snows_staff) December 6, 2018
電車に乗れずに困ったという人の話も聞き、スマホに頼りすぎることを少し怖く感じてしまいました。
モバイルPASMOがiPhoneで利用可能になった後も、PASMOの物理カードを使い続けています。
あえてアナログで使うのもアリ。通信障害とは無縁です
わたしのPASMOは、スマホケースの中に入っているので、改札でスマホをかざして使います。
パッと見はアプリを使っているように見えるのですが、実際には物理カードが反応しています。
ただ、スマホの電磁波の影響が気になるため、ICカード読み取りエラー防止カードを、PASMOと端末の間に挟んで、スマホケースの中に収納しています。
スマホのケースも外しやすいiFaceにして、何かあった時にすぐPASMOを抜き取れるようにしています。
これを使い出してから、正直モバイルPASMOを使う理由がありません。
少し多めに(とはいえ何千円単位ですが)チャージをしておけば、何かの事情でキャッシュレス決済が使えない時のリスクヘッジにもなります。しかも、通信障害とは無縁です。
こういった通信障害のニュースを見るたびに、スマホに頼りすぎなのも危ないな、あえてアナログで使うのもアリだなと思います。
スマホ大好きだからつい頼っちゃうんですけどね。