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【イタリアに行こう♪24】幸運のイノシシを愛でながらパラティーナ美術館へGO!名画が所狭しと並ぶ豪華な内装。

2020年2月1日

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2019年12月31日。フィレンツェ最終日です。やり残すことがないように過ごさなくてはいけません。

朝食後、朝いちでピッティ宮殿の中にある、パラティーナ美術館を目指しました。ウフィツィ美術館ほどの混雑はないとのことで特に予約はしていませんでした。


来たぞ!ピッティ宮殿。朝は空いてますね。10時少し前です。

パラティーナ美術館とは!ピッティ宮殿の中にある名画がズラリのすごいギャラリー

パラティーナ美術館は、ポンテ・ヴェッキオを渡ってすぐのピッティ宮殿の中にある美術館です。トスカーナ大公の宮殿として使われていたピッティ宮殿の中には、パラティーナ美術館のほかに銀器博物館、近代美術館、衣装博物館などがあります。宮殿の奥にはボーボリ庭園という広大な公園があり、映画「インフェルノ」のロケ地でもあります。

その前にちょっと幸運のイノシシ像にごあいさつ

フィレンツェのパワースポット、イノシシ像はメルカート・ヌーヴォの前にあります。


メルカート・ヌーヴォです。まだ開店前。


お、いましたいましたイノシシさん


お鼻テカテカですね

鼻先を撫でて口の中にお金を入れて土台に落ちたら幸運が訪れる、らしいです。

知らなかったので、ただ鼻先を撫でただけで済ませてしまいました。朝早かったのでまだ人だかりはありませんでしたが、混んでる時間帯だと写真撮るもの大変そうです。

ポンテ・ヴェッキオを渡ってピッティ宮殿へ

フィレンツェといえばここでしょ!というくらい有名な橋、ポンテ・ヴェッキオ(ヴェッキオ橋)。アルノ川にかかる二階建ての橋です。両側は宝飾店が並んでいますが、できた当初はお肉屋さんだったそう。でも匂いのため追い出されてしまい代わりに入ったのが宝飾店だったとか。


両側は開店しつつある宝飾店です。朝は空いていますが、混雑していると通れません・・・。


これは初日の午後。あまりの人の多さに通るのをあきらめ、ひとつ先のサンタ・トリニタ橋を使いました。

ウフィツィ美術館とピッティ宮殿をつなぐヴァザーリの回廊が通っているのもポンテ・ヴェッキオなのです。こんな混雑だったら、回廊通って直行したいですねぇホントに。


やっぱり橋の上より、遠くからみるのがいいですね。

パラティーナ美術館、チケット購入までの待ち時間は30分ほど

10時少し前にピッティ宮殿に着いたときの混雑はこれくらいでした。

このあとどんどん行列は長くなり、また予約済みの列が新たに並行してすぐには入れませんでした。それでも並んだ時間は、30分強というところでしょうか。そこまで寒くなかったので苦痛ではありませんでした。

チケットを持って入口に行くと、なんと!また荷物検査です。夫よ、チケットをなくすのだけは勘弁してください。※なくしませんでした


この奥がボーボリ庭園なのでしょう。

ラファエロの名画が、カラヴァッジョの名画が、ティツィアーノの名画がそんなにテキトーに!!

フィレンツェの美術館といえばウフィツィ美術館とアカデミア美術館が有名ですが、今回アカデミア美術館ではなく敢えてパラティーナ美術館にしたのは、やはりラファエロの絵が見たいからでした。

ここにはラファエロの「大公の聖母(数年前に上野に来ましたね)」「小椅子の聖母」「ヴェールの被る婦人」などがあります。

ありました!「大公の聖母」。上野でお目にかかった以来、お久しぶりです。やはり美しい絵ですね。・・・が、


こんな雑多な感じで飾られています

あ、ありました。「小椅子の聖母」です。・・・が、


こんなテキトーな感じで並べられています。いいのか?


ラファエロの自画像も


なんだか雑に並んでいるし


「ヴェールを被る婦人」も気軽な感じで飾ってあります。

内装も豪華でいかにも宮殿。途中でいろいろ見失いました

そしてすごいのは部屋の内装です。


館内の階段は質素なのに


中はいきなり宮殿です


貴重そうな絵も


まるで町内の掲示板のようにガシガシと並べられ


天井にこんなに人が張り付いています。←忍者だね! by 夫

天井もシャンデリアも、もうなにがなにやら・・・。見ているほうは完全にヴェネツィアのドゥカーレ宮殿状態になりました。

 

 


カラヴァッジョの「眠るキューピッド」。可愛らしいのにさすがの迫力です。


竪琴をもって、うひゃっほ~い!になってる人もいるし・・・。

一回りしたら、疲れました、はい。

 

パラティーナ美術館は、ざっと見て回るだけでも2時間はかかります。有名作品だけ見て駆け抜けるなら1時間でいけるかもしれません。ほかに、衣装博物館などありますので、そこも見るともっとかかりますね。

美術館は一日ひとつで充分です。
ゆっくり見るには3日間くらいかけたいものです。

 

次は、イタリアで初の(そして最後の)買い物について書きます。

 

 

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マリゴールド

1970年東京生まれ/都内で夫とネコ2匹と暮らす/30歳でひとり暮らしを始めるまで、実家でひたすら「自分博物館」を作り上げ、その後大規模の片づけをくり返すうち自分なりの片づけの哲学にたどり着きシンプルライフに移行/ミニマリストもいいけど極限まで削りたいわけじゃない/「したいことだけする、したくないことはしない」の意味が最近わかり始めたところ/たまに英語を話します

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