毎日忙しくしていると、自分の身なりにあまり気を遣わなくなるときってありませんか?
わたしはあります。
もともとおしゃれが大好き!とか、ヘアメイクには手を抜きません!というタイプではないうえに、ミニマリストを目指すとなると、「服は着られればいいや」になってしまいがち。
かといって、本格的に自分の見た目、どうでもいいや、になっているわけではありません。
たまに、身なりをきれいに整えている人に接する機会があると、自分の見た目を引け目に感じてオドオドしてしまうことがあります。
しかしながら、もって生まれた見た目は変えられないとしても、美しく演出することはできるはず。今回は、身近な美しい人にあやかって、自分も小綺麗になろう!というテーマで書いていきます。
目次
みなさんの近くには、美しい人がいますか?
わたしがその人に会ったのは、今の職場です。
昨年の9月、パンデミックがこれからどうなるかまったく先が見えない中で派遣の仕事を失ったわたしは、運よく拾ってくれた今の職場で働くこととなりました。
※年内には退職する予定です
コロナ禍であまり社内の人と接する機会がなかったのですが、ちょっとしたシステムトラブルが起きたときに状況説明の場でお会いすることとなりました。
わたしより若い女性社員で、マスクでお顔は見えないものの、清潔感がすごい。
着ているものも、地味とか派手とかではなくとにかくきれいできちっとしていました。余分なシワなんてありません。
そして、何より印象的だったのは書類のある箇所を指さしたときの、指先の美しさ。
爪は長くも短くもなく、ネイルはしているように見えませんでした。しかしながら、ささくれもなく、きれいに切りそろえ、ツヤがありかたちも美しい。さらに、指さしているその指先の仕草がまた美しいのです。
しばらく打ち合わせの内容が頭に入らないくらいの衝撃を受けました。
人のフリ見て我がふり直せるか? きれいな人と自分との違い
さっそく自分のことを振り返ってみました。
髪・・・癖毛なうえに2回だけ試したカラーで傷み気味。艶はなく油断するとすぐボサボサに。
爪・・・バイオリンを弾くので長くはできないしネイルもできない。爪の周りはささくれが目立ち、みようによっちゃカサカサ。
何度も手を洗うせいか手も荒れ気味でガサガサ。
服・・・清潔にはしているけれど、気を遣っているかと言われるとどうもすみませんとなるレベル。
しぐさ・・・さすがにひどい状態(膝を広げて座るなど)ではないものの、普段気をつけているかと言われると、こちらも、す、すみません・・・。
要するに、清潔ではあるがなんか残念な自分だったわけです。
さすがに彼女のようにいっぺんにすべてを美しくできるか?となると難しいけれど、わたしにもできることがあるはず!
ネイル用ケア用品とネイルオイルを調達
とりあえず、わたしがいちばん衝撃をうけた彼女の指先の美しさを目指してみよう、ということでまずネイル用甘皮ニッパーを買いました。
これは、爪の付け根と側面の余分な皮(甘皮またはキューティクル)と爪表面の薄い角質(ルースキューティクル)を取り除くためのツールです。
マニキュアやジェルネイルをするときの最初の行程、ということですがなんせマニキュアやジェルネイルをしたことがないのでよくわかりません。これからも爪に何かをつけることはしないと思いますが、爪はきれいに整えていたい・・・。そんな思いで、初のネイルケア用品です。
さっそくお風呂上がりで爪がふやけているときにケアをしてみました。
感想:時間がかかる!!!!
慣れてないってこともあると思いますが、ニッパーをどう使っていいのか要領がつかめず時間がかかりました。右手のお手入れは左手しないといけないし。
でも、たしかに爪周りはきれいになります。ささくれも減りますし。
今まではささくれを見つけると、手で取り除くことが多かったのですが、このニッパーを使うと根元から切ってしまうのでそれ以上広がることがありません。
ガラスの爪磨きもついていますが、爪が薄くなるのでは?と思い、爪の輝きについてはあきらめました。
爪の強さはたいせつだよね!
バイオリン弾きにとっては爪はたいせつ
潤いの足らない部分は、ハンドクリームとネイルオイルを使うことにしました。
ハンドクリームはニベアかロクシタンを使っていますが、ロクシタンはお値段的にサスティナブルではなく、でも青いニベアはちょっと硬いし、ってことで最近はニベアソフトを使っています。
青いニベアより少々お値段が高いのですが、柔らかいので伸ばしやすいです。
ボディには青いニベアの大缶を使っています。どこでも買えるし、たっぷり使えます。
気になるクリームの硬さは、手に取ったあと両手で温めるといい感じの硬さになりますよ。
香りも硬さも理想的なロクシタンのハンドクリーム。これを普段使いできる生活に憧れます。
そして、今回初めて使ってみたのは、ネイルオイルです。これも数ある中からロクシタンを選んで買ってみました。
こちらもお値段が張りますが、のちに試してみた無印良品のネイルオイルに比べるとしっとり感が全く違います。寝る前につけると、朝にはつやつやの指先が出来上がっています。この感じがずっとキープできるなら、憧れの素敵な指先に近づけます。
ただ、持ち歩いて外出先でつけるのはタイミングを選ぶかも・・・。オイルなのでしばらく何も触れなくなります(オフィスだと書類が!)。
さらっとしたオイルが好きなら無印良品もあり♪
ただ、しっとり感は長持ちしません。
ロクシタンのハンドクリームとネイルオイルをセットで使うと効果ありそうですね。ハンドクリームは自分で買うには贅沢なので、プレゼントでいただくととてもうれしいです。自分がプレゼントとして買うことも多いです。
髪にもつやが欲しいのでヘアオイルをつけてみる
何につけても輝きとつやがなくなる50代。無いものは自分の中から生まれるのを待つのではなく、「つける」ことで復活を狙います。
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シャンプー後もなんだかボサボサした手触りで残念なことになっています。
最近ではヘアオイルをプラスして何とか保っていますが、ベストな方法ではないのかな、と思います。
これでなんとなくボサボサしていた感じはおさまりましたが、美しいには程遠い。
長くなってきたので、だらしなく見えないようにブロウもしっかりしなくては、と気を遣うようになりました。
服も点検 傷んだまま使っていないか?
爪や髪に気を使うのと同時に、服や持ちものについても振り返ってみました。
服は多く持ちすぎないように気をつけていますが、質についてはここのところ振り返りをしていません。
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すると、襟ぐりや袖口の内側(肌に触れる部分)が汚れたままになっているトップスが見つかりました。裾がほつれそうなパンツもありました。しわがそのままになっているブラウスも・・・!
おかあさんしっかり!
おかあさんしっかり!
う、うん・・・。
すぐに襟・袖汚れを落とし、裾を繕い、スチームアイロンで直しました。
こういうお手入れが久しぶりと感じるほどサボっていたのです。
型が複雑で平面でのアイロンが難しい服には、ハンガーにかけたままで使えるスチームアイロンが便利です。
ただでさえ服の数が少ないのに、お手入れを怠っていてはいよいよ着るものがなくなります。
まとめ:美は一日にしてならず
ここまで書いてきて気が付くことは、きれいをキープするにはそれなりの時間と手がかかるということです。
新鮮さと輝きにあふれている若い頃ならともかく、それなりの年になってくるとメンテナンスが必要です。
ところどころにはお金もかかります・・・。
そして、身体のことは一度何かをしたからってすぐに効果があるわけではないし、効果を望むなら継続が求められるってことなんですよね。
毎日忙しい中で、自分と向き合い、手入れをすることがどれだけできるか。ここがポイントなのだと思います。もちろん自分でできないことはプロにおまかせすることも選択のひとつです。
ネイルサロンに行くってこともできるよね
ネイルサロンいいね
あなたたちの爪はおかあさんが切ります
50代になると、手入れしている人としていない人の差が大きく出てきますね。若さにまかせていた頃とは大きく違います。
コロナ禍で家にひきこもりがちなときは、外で美しい人に遭遇する機会も減ります。
そんなときに職場で出会ったきれいなその人は、わたしにとって大きな刺激となりました。
また、その人のデスクもきれいに整っているのですよね・・・。美意識が高い人は、行動すべてに通ずる強いものがあると学びました。
さて、自分にこれをどう応用していくか?
あまりに高い目標を掲げるとまたすぐにやらなくなるので(何度も経験済み)、とりあえず以下の3つをやってみようと思います。
ポイント
・髪が乱れたままにしない(気を遣うこと)
・寝る前にハンドクリームとネイルオイルをつける
・週1回は甘皮ケアをする
できている人には当たり前だろって話だと思うのですが(特に髪)、こんなことも意識しないとできないので仕方ありません。
きれいな人はこのほかにもいろんな習慣があるんだろうな。そして、それを当然の習慣として生活に取り入れているのだと思います。
また何か見つけたらシェアしたいと思います。
そして、普段からきれいにしているみなさんは、わたしのような人間に見られていますのでご注意ください。
「わたしはこんなことしているよ」という習慣があれば、コメントで教えていただけるとうれしいです。
美習慣を作って行きましょう!