あなたには夢がありますか?
と訊かれると、ドキッとします。あ、ごめんなさい、と思います。
わたしには、特に夢ってないのです。
だから、その質問には、いや、別に。と思うのですが、なかなかそれを堂々と言えない・・・、いや、言えませんでした。今までは。
夢がないというと、生きる意欲がないとか、希望がないとか思われるだろうなー、と思って躊躇するんですよね。完全な自分の思い込みです。
わたしには夢がないけど、生きる意欲も希望もあります。こんなふうに生きていきたいな、という自分なりの美学があります。
その美学を守りながら、毎日をしあわせに過ごしたいというのが、わたしの希望なのです。
これが自分の夢だ!!と、はっきりしている人はすごいです。がんばってね!応援するよ!!と素直に思います。
でも、夢がないなんてウソだよー。ダメだよー!!あきらめるなんてもったいないよー!と一方的に言われるとどうしたらいいかわからなくなります。
わたし、なにもあきらめていません(^_^;)
ただ、そういう人だっているんだってことです。世の中、ダイバーシティっていうんだったら、夢がない人のことも許してほしい。
毎日懸命に生きて、毎日の生活をコツコツと積み上げていくことは、夢があろうがなかろうが同じです。
夢がないことで悩んでいる人がいるのだとしたら、気にすることはありません。
そのうち夢のほうから寄ってきます。寄ってこなかったとしても、それはそれでいいのです。
シチュエーション的に、夢を無理やり語らなくてはいけないときがきたら、テキトーにかわしてください。
夢がなくても、しあわせに暮らすことは可能です。周りの価値観に振り回されて疲れてしまわないようにしてくださいね。