お盆休みも終わり、あっという間に8月も終わり近くになってきました。朝晩、風に秋の気配を感じるようになりましたが、日中はやはり暑いです。
今年の夏は、猛暑に次ぐ酷暑。熱中症に倒れる人が続出しているこの異常さに心を痛めています。
わたしは5年前に、軽い脱水症状になったことがあります。今思えば熱中症だったのだと思います。今回は、熱中症になるとどのくらいつらいのか、その後気をつけていることなどを書きたいと思います。あくまで個人の体験としてお読みください。
熱中症の症状は?
あれは2013年の6月。わたしは新しい仕事を始めたばかりでした。派遣社員としてのキャリアが長いとはいえ、新しい職場はやはり緊張するものです。水分もあまりとっていなかったし、トイレにも行っていなかったのだと思います。まだ梅雨明け前で、そこまで気温が高くはありませんでした。
吐き気で朝目覚めると、立っていられないくらい気分が悪く、立ちあがると座り込んでしまい、そのまま床に横たわってしまいます。軽い頭痛もありました。前日は元気だったし、原因に心当たりがありません。
仕方なく職場に連絡を入れて、休ませてもらうことにしました。
「あーあー、わたし絶対辞めると思われてるな・・・」と悲しくなりながらしばらく横になっていても、一向によくなりません。そうこうしているうちに、熱も出てきました。ポカリスエットを飲んで昼間を過ごし、夜になると少し気分がよくなったものの、熱が上がってきました。そしてまたぶり返す吐き気・・・。
横になっても気持ち悪くて眠れません。仕方なく、救急相談に電話をかけました。しかし、看護師さんが多忙で電話に出てもらえず、症状を伝えて、夜間でも診てもらえる内科を探してもらいました。時間は既に23時半。無理せずに日中病院に行っておけばよかったと思います。でも寝ていれば治ると思っていたんですよね(^_^;)
熱中症の処置
夫に付き添われてタクシーで病院に向かい、倒れそうになりながら傘を杖によろよろ歩いて診察室へ。空いていたのですぐに診てもらえ、採血、レントゲン、点滴、超音波と進んでいきました。
時間がかかりそうなので夫には先に帰ってもらい、ゆっくりと点滴をうけてから帰宅しました。吐き気止めをもらったことは覚えていますが、どうやって帰宅したのかは記憶がありません。たぶん・・・タクシー?
翌日は立てるようになっていましたが、結局動けずに、身体は重いままでした。
いや・・・つらかったです。そのことを、夫の大叔母さま(90代)に話したところ、その後お会いするたびに「熱中症は大丈夫?」と訊かれるようになってしまいました。前科ありですものねー(^_^;)
そんな経験があるので、毎年夏は恐怖です。
水分を多めに採り、熱中症にならないように気をつけています。
今年は油断して軽い熱中症に
しかし今年は油断したのか?、異常な暑さも手伝って、数回炎天下を短時間歩き回っただけで、翌日襲ってきたのは頭痛でした。
午前中の仕事中に軽い頭痛を感じ、お昼休みにポカリスエットとじゃがビーを買って食べました。塩分を採ったほうがいいと思って、特に食べたくないのに、じゃがビーです(そんなに簡単に塩分は吸収できるものではないと、その後知りました←単に余計なカロリー取っただけ)。
数時間経って、夕方には頭痛はなくなり身体は楽になっていました。
吸収が早いのは経口補水液
それを薬剤師の友達に話したところ、経口補水液のほうが早く吸収するからいいよ、と言われました。
調べてみると、経口補水液は水と電解質を補給・維持しやすくなっていて、スポーツドリンクとくらべて電解質濃度が高くなっているために、吸収が早く、脱水症に効果があるとか。
そして、経口補水液なら大塚製薬のオーエスワンがいいよ、と勧められました。聞いたことはあっても、飲んだことも買ったこともありませんでしたが、今年はドラッグストアで買って飲んでみました。
スポーツドリンクと同じ味がするなぁ、と思っていたら、飲んで甘味を感じたら脱水気味だという情報があり、びっくりしました(味の感じ方で脱水してるかどうかわかる、という飲み物ではないので安易な判断は危険だと思いますが)。
ドラッグストアでは1本205円で売っているところが多いです。
パウダータイプもあります。
いつ必要になるかわからないので、粉末タイプは便利ですね。
熱中症にならないために
朝のうちに水分をしっかり採ろうと意識して、水や麦茶を800ccは飲むようにしています。おかげさまで頭痛を感じることはなくなりました。塩飴も常に携帯しています。そして、夜は寝入る前にエアコンを数時間かけてしっかり睡眠を取るようにしています。
塩飴は、ブルボンの塩飴が美味しいと思います!
さらに、冷蔵庫の中にはいつでも飲めるようにオーエスワンを2本常備しています。一時期、どこのドラッグストアでも売り切れていたので切らさないようにしないと、と思います。もちろん、無茶な過ごし方をして脱水しないことがいちばん大切です。
もうすぐ8月も終わり、昨年のように早めに秋が来るかもしれませんが、しつこい残暑があるかもしれません。
今年の暑さは異常だと言われていますが、来年以降もこの猛暑が続く可能性はゼロではありません。
読めない気象だからこそ、負けない身体づくりをしていかないといけないと思います。